Grayscale、Aaveの$AAVE信託商品を発表
We are proud to announce the creation of a new single-asset crypto investment fund, Grayscale $AAVE Trust, which will be available through private placement.
Available to eligible accredited investors.
Read the press release: https://t.co/cJf6spWdnh pic.twitter.com/YMFftGnSCE
— Grayscale (@Grayscale) October 3, 2024
Grayscaleが新たに『Grayscale Aave Trust』を立ち上げ、Aaveの$AAVEトークンに投資するための信託商品の発表を行いました。
Aaveは、イーサリアムブロックチェーン上でスマートコントラクトを活用し、仲介業者なしで暗号資産の貸し借りを可能にしているDeFiプロトコルの代表的な存在です。特に他のトークンを担保に使用できるため、ユーザーは自分の資産を有効活用しながら貸付や借入を行うことができます。
DeFiLiama
DeFiLlamaのデータによると、Aaveの総ロック資産価値(TVL)は約116億9800万ドルに達し、全てのDeFiプロトコルの中でも2位に位置しています。Aaveは世界最大級のDeFiプロトコルとして、中心的な役割を果たしています。
Grayscaleの製品・研究責任者であるレイハネ・シャリフ・アスカリ氏は、「ブロックチェーン技術とスマートコントラクトを活用することで、Aaveの分散型プラットフォームは、仲介業者を排除し、人間の判断への依存を減らしながら、貸し借りを最適化することを目指しています」と従来の金融システムに革命をもたらす可能性があると述べており、今回のAave Trustを通じて、より多くの投資家がこの分野にアクセスできるようになることが期待されています。
この投資信託は、認定された機関投資家のみに限定して投資が可能となります。
また、この動きはGrayscaleが最近導入したAvalanche(AVAX)などの暗号資産関連ファンドにも続くものであり、伝統的な投資家に多様な暗号資産投資の選択肢を提供しつつ、分散型金融システムの最前線で役割を果たしています。
Grayscaleは、暗号資産に特化した最大級の投資管理会社の一つであり、ビットコインやイーサリアムの信託商品をはじめとする暗号資産関連の取引を提供しています。同社は現在、20種類以上の仮想通貨投資商品を提供しています。
参照:公式