英Monument Bankが3月25日、Midnight Foundationとの提携を通じ、個人向け預金のトークン化に乗り出す計画を発表しました。英国で規制を受ける銀行が、利息付きの個人預金をパブリックブロックチェーン上で扱う取り組みとしては初めてとされ、既存の銀行規制や預金保護を維持したままオンチェーン化を進める点が焦点です。
Midnight 🤝 Monument Bank
Monument is set to become the first UK-regulated bank to tokenize retail customer deposits on a public blockchain — representing interest-bearing savings as digital tokens while remaining fully backed, redeemable in GBP, and protected under existing… pic.twitter.com/Uonj2jqcHM
— Midnight Foundation (@midnightfdn) March 25, 2026
発表によると、対象となるのはMonumentに預けられた利息付きの貯蓄預金です。預金は1対1でデジタルトークンとして表され、Monumentが全額を裏付けます。利用者は英ポンドで償還でき、英国の預金保護制度であるFSCSの保護対象にもとどまるとしています。
Monumentはイングランド銀行の規制下にある銀行で、公式サイトでは預金残高が約70億ポンド、顧客数は10万人超としています。富裕層手前の「マス・アフルエント」層を主な顧客基盤としており、今回の計画でもこの個人顧客層を主な対象とします。第1段階では最大2億5000万ポンド相当の預金トークン化を目指します。
基盤には、Midnightのプライバシー機能を備えたパブリックブロックチェーンを使います。取引データは秘匿され、アクセスできるのはMonumentとその顧客など認可された参加者に限られます。パブリックチェーンを使いながら、銀行取引に求められる機密性をどう担保するかが、この提携の肝となるでしょう。
参照:公式
