ブロックチェーン分析プラットフォームのToken Terminalが3月29日に公表したオンチェーンデータによると、イーサリアムはトークン化資産市場全体の61.4%を占め、同ネットワーク上で保有されている資産規模は約2,059億〜2,062億ドルに達しました。

伝統金融資産のブロックチェーン移行が進むなか、イーサリアムが主要な基盤としての存在感を改めて示した格好です。
対象となる「トークン化資産」にはステーブルコインのほか、トークン化ファンド、商品、株式などが含まれます。市場全体の規模は約3,354億ドルで、そのうち6割超がイーサリアム上に集まっている計算です。
| Rank | Chain | Latest value |
|---|---|---|
| 1 | Ethereum | $205.9 B |
| 2 | Tron | $85.5 B |
| 3 | Solana | $15.8 B |
| 4 | Arbitrum One | $7.5 B |
| 5 | BNB Chain | $5.8 B |
| 6 | Base | $4.6 B |
| 7 | Avalanche | $1.8 B |
| 8 | zkSync Era | $1.4 B |
| 9 | Aptos | $1.1 B |
| 10 | HyperEVM | $1.1 B |
他チェーンとの差は大きいです。シェア2位はTronの25.5%、3位はSolanaの4.7%で、Arbitrum Oneが2.2%、BNB Chainが1.7%と続きます。単純比較でも、イーサリアムはTronの2倍超、Solanaの10倍超のシェアを握っていることになります。
イーサリアム上のトークン化資産の市場規模は前年比で40%超増えており、足元でも拡大基調が続いています。
市場の内訳にはUSDTやUSDCなどのステーブルコインが含まれるため、いわゆる狭義のRWA市場だけを切り出した統計とは定義が異なります。
ただ、トークン化資産が幅広く集まる場としてみると、イーサリアムの優位は際立っています。機関投資家による資産トークン化の受け皿として、成熟したスマートコントラクト環境とEVM互換の広い開発基盤が広がりを後押ししているとみられます。
参照:公式
