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バイナンス、未公開株式トークン売買を提供|スペースXやOpenAI、Anthropicなど

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バイナンスのWeb3ウォレット「バイナンスウォレット」は4月11日までに、スペースXやオープンAIなど未上場企業に連動するPre-IPO資産(上場前企業の値動きに連動するトークン化商品)をアプリ内の「Markets」に追加しました。

未上場株の値動きに、個人ユーザーが暗号資産ウォレットから触れられるようになりました。扱われるのは株式そのものではなく、所有権や議決権を伴わない連動商品です。ビットゲットも同時期にスペースX連動の「IPO Prime」を公開しました。

供給元のプレストックスは「180超の国・地域にいる3億人超のユーザーが、スペースX、オープンAI、アンソロピックのようなトークン化Pre-IPO株にアクセスできる」と案内し、新しい口座を作らずにバイナンスアプリから利用できる点を前面に出しています。

これらのトークンをSPV(特別目的会社)を通じて原資産に1対1で連動させる仕組みだとしています。ただし投資家が得るのは経済的な値動きへの連動だけで、株式の所有権や議決権、配当、情報開示請求権などは付きません。対象企業の公認商品でもなく、米国居住者や米国人向けには提供していません。

スペースX、オープンAI、アンソロピックに加え、アンドゥリル、カルシ、ポリマーケットが並び、累計取引高は6億ドル超、取引件数は200万件超、保有者数は1万3000超としています。バイナンスがこの仕組みをウォレットに載せたことで、閉じた未上場株市場でしか触れにくかった価格連動商品が、オンチェーンの売買画面から扱えるようになりました。

ビットゲットは4月10日、リパブリックと組んだ「IPO Prime」を公表し、第1弾としてスペースX連動のpreSPAXを用意しました。募集価格は1トークン650ドル、供給量は9万4000トークン、申込期間は4月18日から21日までです。こちらもスペースX株そのものではなく、上場後の値動きや評価額を参照指数で追うストラクチャード商品(仕組み商品)で、所有権や議決権は伴いません。

発行基盤を担うリパブリックは、ニューラリンク、ストライプ、レボリュートなどのトークン化案件を手がけてきました。ビットゲットは同社をコンプライアンス対応の基盤として起用しており、グレイシー・チェンCEOは「ユーザーは企業の成長サイクルのより早い段階で参加でき、継続的な取引の柔軟性を得られる」とコメントしています。

スペースXは4月1日に米証券取引委員会(SEC)へ非公開で上場申請書を提出し、6月の上場と1.75兆ドル規模の評価額を目指していると報じられています。AI分野で注目度の高いオープンAIやアンソロピックも含め、個人の関心が強い未上場企業が、暗号資産アプリの商品群に入り始めた構図です。

ビットゲットのpreSPAX募集は18日に始まり、21日まで受け付けます。スペースXの上場手続きは6月を目指すと報じられており、Pre-IPO商品の次の節目はこの日程です。

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gemefi.town編集部

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