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コインシェアーズ、ナスダック上場|12億ドルSPACで米国進出

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欧州のデジタル資産運用会社CoinSharesは2026年4月1日、Vine Hill Capital Investment Corp.との12億ドル規模のSPAC合併を完了し、Nasdaqでティッカー「CSHR」として取引を開始しました。

上場主体はCoinShares PLCで、旧Odysseus Holdings Limitedから社名変更したうえでNasdaq StockholmからNasdaqへの上場変更を終えました。

Jean-Marie Mognetti共同創業者兼CEOは同日の発表文で、今回の上場について「上場先の変更だけではない」と述べました。そのうえで、Nasdaqへの移行はCoinSharesが「純粋なETPプロバイダーから、デジタル資産に特化した多角的なアセットマネージャーへ成長してきた歩みを反映している」と説明しています。

合併のプロセスは2025年9月8日にさかのぼります。SEC提出書類によると、CoinShares International LimitedとVine Hill Capital Investment Corp.はこの日、事業結合契約を公表しました。取引時点の評価額は12億ドルで、公開持株会社Odysseus Holdings Limitedを通じて手続きを進めました。

その後、2025年11月26日にはOdysseus HoldingsがSECにForm F-4のドラフト登録届出書を機密提出し、2026年第1四半期中の取引完了を見込むと発表しました。規制当局向けの登録手続きと開示を段階的に進めた点は、暗号資産関連企業の米国進出でコンプライアンス対応が重視されていることを示しています。

2026年3月27日にはVine Hillの株主総会で事業結合案が承認されました(3月2日は株主名簿閉鎖日)。SECの8-Kによると賛成率は約81.3%で、事業結合そのものに加え、SPAC合併、組織文書、NTA提案も可決されています。

3月30日にはVine Hillが合併子会社と統合され、存続会社となったSPAC Merger Subが持株会社の完全子会社となりました。続く3月31日には、Jersey法に基づく裁判所承認のスキーム・オブ・アレンジメントを経てCoinSharesの取得が完了し、最終的に4月1日のNasdaq上場に至りました。

CoinSharesは欧州発の暗号資産運用会社として知られ、足元の運用資産残高は60億ドル超に達しています。The Blockなど複数の報道によると、同社は上場投資商品を中心とした事業から、より広いデジタル資産運用へと領域を広げてきました。今回の米国上場は、その事業拡大を資本市場で支える動きでもあります。

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gemefi.town編集部

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