HashPaletteがAptos Labsへ株式譲渡:Palette ChainがAptos Networkに移行
HashPaletteは2024年10月3日、Aptos Labsとの株式譲渡契約を締結し、完全子会社としてAptos Networkに移行することを発表しました。
PLTをAPTへの引き換えを予定
Palette Chainのガバナンストークンであるパレットトークン(PLT)は、Aptos Networkのネイティブトークンであるアプトス(APT)への引き換えが予定されており、11月下旬から実施される見込みです。
引き換えレートはPLT1個につきAPT 0.00339139個であり、取得したAPTには1年間の売却禁止期間が設けられる可能性があります。
詳細については別途アナウンスされます。
Palette Chain上のコンテンツも移行予定
メタバース型ファーミングゲーム「THE LAND エルフの森」のゲームトークンであるエルフトークン(ELF)やPalette Chain上のNFT、ゲーム等のコンテンツについても、Aptos Networkへの移行が予定しています。
また、EXPO2025デジタルウォレットでもAptos Networkへの移行を予定しています。
Palette ChainのAptos Networkへの移行について
Palette Chainはこれまで、ゲームやアニメ、スポーツといった日本を代表するNFTプロジェクトの基盤として利用されてきました。
しかし、サービスのスケーラビリティ(拡張性)やユーザビリティ(使いやすさ)をさらに向上させるため、Aptos Networkへの移行が最適な解決策であると判断されました。
Aptos NetworkはMeta社が手掛けていたステーブルコインプロジェクト「Diem(旧Libra)」をベースにしたレイヤー1ブロックチェーンで高いスケーラビリティとユーザビリティ、セキュリティが特徴です。Aptos NetworkのTVLは5.5億米ドルを超える(過去12ヶ月で473%成長)規模を誇ります。
AptosとHashPaletteのコメント
Aptos LabsのCEOであるMo Shaikh氏は「日本市場はAptosにとって重要な市場であり、今回の移行はエンターテイメント分野における新たな可能性を開く第一歩」とコメントしています。
一方、HashPaletteの吉田氏は「Aptos Networkへの移行は、Web3の社会実装に向けた最適な選択である」と述べ、今後もAptosと連携していく意向を示しました。
参照:公式