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ミームコイン「21コイン($KOBUSHIDE)」騒動、身元が判明し売却撤退|トークン価格は約90%暴落

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ソラナ(Solana)上で発行された日本発ミームコイン「#21coin($KOBUSHIDE)」を巡り、開発者の身元がコミュニティ調査によって判明し、本人が関与を認めたうえでトークン売却と活動休止を表明する騒動が起きました。

発端は2026年3月8日、コミュニティ内の調査結果を受け、開発者とされる人物が自ら正体を明かしたことでした。

日本発ミームコイン「#21coin」とは

#21coin(別名 $KOBUSHIDE / 2131KOBUSHIDE)は、Solana上のトークン生成サービス「pump.fun」で発行されたミームコインです。2026年2月ごろにローンチされたとみられ、テーマは「拳(こぶし)」。日本語圏のトレーダーを中心に一定の注目を集めていました。

公式Xアカウントは「@Kobushide2131」で、トークンのコントラクトアドレスを以下となります。

4vGHdzcNrDf8XVE8H19Rqea86RULz7xi89ew1sSJpump。

コミュニティ調査でDev身元が判明

問題が表面化したのは3月8日です。

同日19時27分ごろ、@shoyu_re0108氏が投稿を行い、「21Dev=ゆってぃDev」であることが判明したと公表しました。深夜にかけてコミュニティ内で透明化作業と議論が行われ、その結果として開発者の身元が特定されたと説明しています。

同氏は当時、混乱を招いたことについて謝罪する一方、コミュニティの透明性確保を目的とした調査だったと説明しました。

また、コミュニティ内で話題となっていた「3月12日に予定されている企業セミナー」についても事実であると記載しています。自身も企業イベントのスピーカーとして登壇予定だったと明らかにしました。

Dev本人が関与を認め、即時撤退

その約1時間後の20時31分ごろ、Xアカウント「@Yuttycoin」を運営するYuttyMizoguchi氏がこの投稿を引用し、自らが#21coinの開発者だったと認めました。

投稿では「中身はドラネコです。隠してごめんなさい」と述べ、プロジェクトのDev(デベロッパー)が自身であることを告白しました。同時に「デベロッパー(自分)が先ほどすべてを売却した」「活動を休止する」と表明しています。

コイン価格が下落するなか、他のミームコインの盛り上がりを見て「裏で稼いで当初目標である時価総額600万水準への復帰を狙う計画だった」とも述べています。しかしコミュニティの調査が激しくなり、自身の資産も失うリスクを考えて売却を決断したと説明しました。

$yuttyのコントラクトアドレスは以下の通り。

Co22X8zmGHsiYKcK9sRq53MAwdDQcDdV6uvJtSLSpump

Dev告白後に約90%下落

Devによる関与告白とトークン売却の表明を受け、#21coinの市場価格は大きく下落しました。

Solana系DEXデータによると、騒動前の3月8日には時価総額(MC)が約57.3万ドル前後で推移していました。しかし、同日19時台以降にDevの身元発覚と売却が確認されると売り圧力が急増し、価格は急落しました。

3月9日時点では、時価総額は約6.3万ドルまで下落しています。これは約24時間でおよそ90%の下落に相当します。

ホルダーや運営関係者からは「裏切り」「言い訳」「詐欺」などの批判が相次ぎ、プロジェクトの信頼性を巡る議論が拡大しました。

Solanaのpump.funを通じて誕生するミームコインでは、匿名開発者による運営、開発者の突然の撤退といった事例がたびたび報告されています。

#21coinを巡る今回の一件も、そうした構図の典型例として受け止められています。ミームコイン市場のリスクを改めて示す事例と言えます。

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gemefi.town編集部

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