Pacific Meta、シリーズAラウンドで6.6億円の資金調達を実施
2025年1月23日、Web3領域に特化したアクセラレーター事業を展開する株式会社Pacific Metaは、DIMENSION株式会社をリード投資家とし、既存および新規の投資家を引受先とするシリーズAラウンドで総額6.6億円の資金調達を実施しました。
この調達により、Pacific Metaの累計調達額は8.5億円に到達しました。
Pacific Metaは、「To Create the Web3 Standard from Japan(Web3のスタンダードを日本から創出する)」をミッションに掲げ、国内外のWeb3プロジェクトを支援するアクセラレーター企業です。
創業からわずか2年で、150以上のプロジェクトを支援し、取引実績は23カ国以上に及びます。
今回の調達資金は、組織体制の強化やリサーチコンテンツの発信に活用され、事業成長をさらに加速させる計画です。
今回の資金調達ラウンドには、NFT、ブロックチェーンゲーム、メタバースといったWeb3主要領域を牽引するトッププロジェクトの経営陣が出資者として参加しています。
Pacific Metaは、グローバルネットワークのさらなる拡大と事業成長を目指し、世界市場での競争力を一層強化していきます。
出資者からは、Pacific Metaの高い専門性と実行力への評価が寄せられています。Pudgy PenguinsのCEO Luca Netz氏は「日本市場における理想的なパートナー」として同社を評価しており、The Sandbox共同創設者のSébastien Borget氏も「教育とユースケースの提供を通じたWeb3普及の推進」においてPacific Metaの役割を期待しています。
また、国内外の投資家からは、日本市場におけるWeb3の成長可能性に対する期待と、Pacific Metaの経営陣が持つ起業家精神とプロフェッショナリズムが高く評価されています。DIMENSION株式会社の家弓昌也氏は「優秀なグローバル人材が集結し、高い志と誠実さを持つ経営チーム」と称賛し、同社の成長を期待しています。
Pacific Metaの代表取締役である岩崎翔太氏は、「Web3は黎明期であり、日本ではまだ挑戦する企業が少ない」と指摘し、今後も高い志を持ちながらも謙虚に経営を続ける方針を示しました。資金調達を単なる通過点と捉え、さらなる成長を目指す姿勢を明確にしています。
また、岩崎氏が執筆したnote記事「6.6億調達。Web3は奇跡の領域ではないか?」では、Web3市場の可能性やPacific Metaが最先端領域に挑む理由について詳しく語られています。
https://note.com/iwasaki0614/n/nd281446dbad5
Pacific Metaの今後の取り組みは、日本のWeb3産業の発展において重要な役割を果たすことが期待されています。