Sonic Labsは2026年3月9日、Sonicブロックチェーン向けのネットワークネイティブUSDステーブルコイン「USSD(US Sonic Dollar)」を発表しました。
同日からミントとリデンプションの受付も始まり、すでに利用が可能になっています。
Introducing USSD, the US Sonic Dollar.
A network-native USD stablecoin built to be the stable liquidity layer across the Sonic ecosystem and a core piece of our vertical integration initiative.
Built on @fraxfinance's infrastructure. Backed 1:1 by U.S. Treasury bills from… pic.twitter.com/4S0RZQQanm
— Sonic (@SonicLabs) March 9, 2026
USSDは1ドルと連動するステーブルコインです。裏付けには、規制対象カストディアンが管理する短期のドル資産が用いられます。
準備資産には、BlackRockのトークン化米国債ファンド「BUIDL」、Superstateの「USTB」、WisdomTreeの「WTGXX」などが含まれます。
いずれも米国債を基盤とするトークン化商品で、Fraxが採用してきた準備金の枠組みを踏襲しています。
Sonic Labsは公式発表の中で、USSDがSonicの金融基盤の拡充につながる取り組みだと説明しました。
BlackRock、Superstate、WisdomTreeのトークン化資産を裏付けに採用した点について、「機関投資家レベルの資産による裏付け」と表現しています。
今回の発行では、Frax Financeが提供するfrxUSDインフラが使われています。
発行の仕組みでは、ミント手数料が無料に設定されています。ユーザーは非保管型スマートコントラクトを通じて、許可不要で発行や償還を行うことができます。
10以上のブロックチェーンからクロスチェーンでミントやリデンプションが可能となっており、Sonic外部からの資金にも対応しています。

準備資産から生じる利回りは、エコシステムへ還元されます。Sonic Labsによると、その利回りはSonicのネイティブトークン「S」の買い戻しや、ネットワーク参加者向けのインセンティブに充てられる予定です。
Sonic Labsは公式ブログでスマートコントラクトアドレスや監査情報も公開しました。セキュリティ監査にはブロックチェーン監査企業Zellicのレポートが利用されています。
SonicではこれまでDeFiやクロスチェーン流動性の整備が進められてきました。今回のUSSD発行により、ネットワーク内で利用できるドル建て資産が加わりました。
参照:公式
