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ソニーのブロックチェーン「Soneium(ソニューム)」、メインネットローンチ

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ソニーのブロックチェーン「Soneium(ソニューム)」、メインネットローンチ

ソニーグループは、ブロックチェーン技術を活用した新たな取り組みとして、パブリックブロックチェーン「Soneium(ソニューム)」のメインネットを一般公開しました。

Soneiumのメインネットでは、各アプリ内で暗号資産を活用した決済が可能となります。

開発者やクリエイターは自身のアプリ内での取引を通じて収益を得ることができることに加え、エンドユーザーはお気に入りのアプリでの活動を通じて、クリエイターを直接応援・支援できるファンコミュニティを形成する仕組みが提供されます。

Soneiumメインネット公開を記念したNFTコレクションを「SONOVA」でミント可能で、限定100万個が用意されています。約1.5ドル相当のSoneiumチェーンETHが必要になります。

Soneiumへのブリッジは、「superbridge」により可能です。

Astar Surgeに参加したユーザーは、ロックしているASTRトークンをSoneiumにブリッジ可能です。

また、リニューアルされた暗号資産取引サービス「S.BLOX」、NFT発行プラットフォームという2つの主要プロジェクトを発表しました。

S.BLOX:暗号資産取引サービス

Soneiumエコシステム内の取引を支えるのが、S.BLOX株式会社が開発した「S.BLOX」です。このサービスは、従来の「WhaleFin」を改良したもので、ユーザーインターフェースを一新し、今後はモバイルアプリのリリースや対応通貨の拡充が予定されています。

  • 取扱通貨:BTC,ETH,XRP,BCH,LTC,ONT,QTUM,DAI

また、サービス開始を記念して、新規アカウント開設および取引を行ったユーザーに3,000円相当のビットコインをプレゼントするキャンペーンが実施されています。さらに、2025年2月には『攻殻機動隊』とのコラボレーションにより、ソニュームネットワークを活用したNFT配布キャンペーンが行われる予定です。

NFTを活用したファンマーケティングプラットフォーム

SNFT株式会社は、2025年2月以降、NFTを簡単に発行・管理できる「ファンマーケティングプラットフォーム」を提供開始します。

このプラットフォームは、NFTを活用したキャンペーンの実行から分析までをワンストップで支援するもので、企業は新たな顧客接点を創出すると同時に、ファンに特別な体験を提供できます。また、ソーシャルログイン機能を利用することで、初心者でも簡単にNFTを受け取れる仕組みを実現しています。

ソニーグループは、これらのWeb3ソリューションを活用し、エンターテインメント関連企業と連携して新たな価値創出を目指しています。

Soneiumネットワーク上でのNFTを発行する施策を企画しており、2025年1月中旬から2月にかけて順次開始予定です。

Soneium(ソニューム)とは?

Soneium(ソニューム)は、ソニーグループとStartale Labsの合弁会社であるSony Block Solutions Labs(Sony BSL)によって開発されました。

Soneiumは、OptimismのフレームワークであるOP StackとSuperchainを活用したEthereumのレイヤー2ブロックチェーンであり、高速な取引処理と低コストを実現しています。

このブロックチェーンは2024年8月に発表され、テストネット「Soneium Minato(ソニュームミナト)」を基盤に開発されました。テストネットでは、開発者がブロックチェーンの機能を試し、アプリケーションを公開できる環境を提供し、1,700を超える応募プロジェクトの中から厳選された32件がインキュベーションプログラム「Soneium Spark」に選出されました。

また、テストネットでは1,400万を超えるアクティブウォレットと、4,700万件を超える取引が記録されました。

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