Solana Breakpoint Edition 2024|フランクリン・テンプルトンなどの参入が大きな注目を集める
Solana Breakpoint Edition 2024は、シンガポールで行われた大規模なSolanaエコシステムのイベントで、特に、フランクリン・テンプルトンなどの大手金融機関の参入が大きな注目を集めました。
イベントは2024年9月に開催され、5,700人以上のSolanaユーザーや開発者、投資家が集まりました。この規模は、昨年よりもさらに大きく、Solanaエコシステムが急成長していることを反映しています
以下より、最新の技術的進展、投資動向、開発者の活動、モバイル分野での進展などをまとめたものです。
1.フランクリン・テンプルトンなどの大手金融機関が続々参入
フランクリン・テンプルトンは、Solana上での信託商品として、マネー・マーケット・ファンドを展開することを発表しました。また、BlackRockのパートナーであるSecuritizeやソシエテ・ジェネラルも、Solanaのプラットフォームを活用したトークン化や資産管理のプロジェクトを進めています。
この画像は、Solanaブロックチェーン上でのトークン化財務商品の市場規模の急成長を示しています。特に注目すべきは、BUIDL(BlackRock & Securitize)、FOBXX(Franklin Templeton)、およびUSDY(Ondo Finance)といった主要なトークン化財務商品がSolana上で次々と展開されている点です。
グラフは2024年に急激な成長を記録しており、Solanaプラットフォームが、投資家にとって重要な資産管理インフラとしての地位を確立しつつあることを示唆しています。
*トークン化財務商品とは、従来の金融資産をトークン化し、ブロックチェーン上で取引や管理ができるようにしたもの。
2.モバイルアプリとデバイスでサービス拡大
Solanaはモバイルにも力を入れており、Jupiter、DRiP、PhotoFinish LIVEといったアプリがモバイル対応版を発表しています。
また、Solana MobileのSeekerは14万台以上を売り上げ、JamboPhone 2も暗号ネイティブデバイスとして市場に投入されるなど、モバイルユーザーへのサービス拡大が進んでいます。
3.SlingアプリとSolanaが140カ国以上で国際送金を提供
Solanaウォレットを統合したSlingアプリは、140カ国以上での取引や送金を可能にし、さらにSanctumやFuse Wallet、Reapなどの企業が、Solanaのステーブルコインを利用したデビットカードを発表しました。
4.分散型再生可能エネルギーネットワークを導入
Project Zeroは、Solana上で分散型再生可能エネルギーネットワークを導入し、エネルギー問題への解決を目指しています。
また、PowerledgerもSolanaへの移行を発表し、エネルギー取引にブロックチェーン技術を活用しようとしています。
5.Solanaプロジェクトが記録的な資金調達を達成
2024年第3四半期には、主にSolana上で構築されたプロジェクトによって1億7,300万ドルが調達されました。
これは2022年以来の最高額であり、開発者の関心がますます高まっています。
また、Colosseumのハッカソンには前回よりも36%多くの参加者が集まり、エコシステム全体の活性化が進んでいます。
※本記事の内容は投資勧誘を目的とするものではなく、情報提供のみを目的としています。
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参照:発表