暗号技術企業Zamaは3月24日、Apex Groupが支援するトークン化資産プロトコル「T-REX」との統合を発表しました。
BREAKING
Zama becomes the native confidentiality layer for T-REX Ledger, the RWA infrastructure backed by Apex Group (servicing $3.5T in assets) and targeting $100B in tokenized assets by June 2027. pic.twitter.com/jYnUghboXw
— Zama (@zama) March 24, 2026
完全準同型暗号(FHE)を公的ブロックチェーン上の資産トークン化に持ち込むことで、機関投資家が求める機密性とパブリックチェーンの透明性を両立させる狙いです。
今回の統合で焦点となるのは、トークン化資産の保有情報や残高を公開せずに移転できる点です。
Zamaの発表によると、同社のFHE技術をT-REXに組み込むことで、公的ブロックチェーン上でも「銀行レベル」のプライバシーを備えた資産取引が可能になります。
公開チェーンは監査性や相互運用性に優れる半面、残高や送受信の情報が可視化されやすく、伝統金融の実務では導入の壁となってきました。今回の統合は、その弱点を暗号技術で補う試みといえます。
T-REXは、Apex Groupが支援するオープンソースのプロトコルです。公式資料によると、ERC-20やERC-721を拡張し、トークン化資産の機密転送やコンプライアンス対応を視野に入れた仕組みを採っています。
Apex Groupは金融サービスプロバイダーとして、ファンド管理や資産サービスの分野で事業を展開しており、T-REX支援を通じて伝統金融とブロックチェーンの接続を後押ししてきました。
