LINE NEXT、20億ユーザーを活用したWeb3ミニゲームプラットフォームを発表
LINE NEXTは、LINEのメッセージングアプリの20億ユーザーを対象にした、新たなWeb3ミニゲームプラットフォームを発表しました。
このプラットフォームは、LINEのチャット機能を通じて直接利用でき、追加のアプリダウンロードが不要な点で高い利便性を提供しています。Telegramのように、ユーザーはLINE IDを使って簡単にゲームやdAppsへアクセスでき、ウォレットを接続してゲームを楽しむことができます。
ミニゲームをプレイすることで、シームレスに報酬を得ることができる仕組みが備わっており、友達を招待するリファラルシステムも導入予定です。LINE NEXTのSocial Reward APIを利用し、ウォレットを連携させたユーザーには報酬が与えられ、招待者と招待された友人の両者が報酬を得ることができます。
さらに、ゲーム内で獲得したトークンやアイテムを取引するための専用ポータルも開発される予定です。このシームレスな体験が、Web2ユーザーをWeb3の世界へスムーズに誘導し、多くの新しいユーザーを引き込むことが期待されています。
Web3ビルダー向けに「Kaia Wave」を提供
LINE NEXTはL1ブロックチェーン「Kaia」(FinschiaとKlaytnの統合ブロックチェーン)と連携し、Web3開発者を対象にしたSDKを提供する新たなプログラム「Kaia Wave」を開始しました。
このプログラムは、総額1,000万ドルの基金を持ち、開発者1人あたり最大120万ドルの資金支援が可能です。
SDKにはウォレット機能、ミニdAppの開発ツール、ポータルAPIなどが含まれており、開発者にとっては魅力的な環境が整っています。
このプラットフォームは、2024年第4四半期にローンチが予定されており、事前登録することでSDKへの早期アクセスを入手することが可能です。
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