暗号資産取引所「ビットバンク(bitbank)」の手数料は高いか?利用すべきなのか?と気になる方もいると思います。
ビットバンクは数ある取引所の中でも、特に取扱銘柄数や取引手数料の面において利点がある取引所です。
特に、暗号資産の取引を重視する方はビットバンクを選べば間違いありません。
この記事では、ビットバンク(bitbank)の手数料は高いのか?他の取引所と総合的に比較しながら解説します。
ビットバンクの手数料について
ビットバンクには下記の3つの手数料があります。
- 入金手数料:国内取引所からビットバンクに入金されるときに発生する手数料
- 取引手数料:ビットバンクで通貨取引を行われるときに発生する手数料
- 出金・送金手数料:他の取引所やウォレットに送金するときに発生する手数料
入金・出金・送金手数料について
ビットバンクは即時入金の手数料は無料です。
土日を含めた、24時間リアルタイム入金が可能です。
ただし、日本円の出金や暗号資産(暗号資産)送金手数料が発生します。
取引手数料について
取引手数料とは、暗号資産を取引する際に発生する手数料のことを指します。
取引所の取引手数料は下記の通り、
- メイカー:-0.02%
- テイカー:0.12%
*一部銘柄を除く
ちなみにこのメイカー手数料は国内取引所の取引手数料としては最安です。
ビットバンクには下記二つの販売形式があります。
- 「取引所」:業者を仲介しながら、ユーザー同士で売買を行うこと
- 「販売所」:業者の保有している暗号資産とユーザーが売買を行うこと
販売所の取引手数料は無料ですが、暗号資産の購入価格が取引所よりも高い(スプレッド手数料)です。そのため、基本的にはオススメできません。
取引所は、できるだけ安く暗号資産を取引したい方におすすめです。メリットでもご紹介した通り、Maker手数料は業界最安です。
出金手数料・送金手数料
仮想通貨の送金手数料は、各通貨によって異なります。
日本円の出金手数料は、3万円未満の場合550円、3万円以上の場合770円です。
ビットバンク手数料は高い?総合比較!
ビットバンクの手数料について、他の取引所と比較しながら解説します。
販売手数料を比較
ビットバンクでは、販売所で暗号資産を購入する際には、スプレッド手数料が別途発生します。
スプレッドとは、通貨間でのレートに対する手数料のことです。
例えば、イーサリアムの買値45万円、売値43万円などのレートを予め取引所側が設定します。手数料が上乗せされた上でのレートで取引することになるので、相対取引(取引所)に比べて基本的に割高になります。
ビットバンクは、取引所でも現物取引できるので、販売所では取引しないことをおすすめします。
取引手数料を比較
取引所 | ビットバンク | コインチェック | ビットフライヤー | GMOコイン | SBI VCトレード | ビットポイント | DMM ビットコイン |
取扱銘柄 | 42銘柄 | 27銘柄 | 22銘柄 | 26銘柄 | 20銘柄 | 21銘柄 | 38銘柄 |
取引手数料 | Maker:-0.02% Taker:0.12% | 無料 | 0.01%〜0.15% | Maker:-0.01% Taker:0.05% | Maker:-0.01% Taker:0.05% | 無料 | 無料 |
ビットバンクは、他の取引所と比較し、業界最安水準の取引手数料です。
- メイカー:-0.02%
- テイカー:0.12%
*一部銘柄を除く
特に指値取引(メイカー)は業界最安で手数料マイナスとなります。つまり、取引を成立するとお金がもらえます。
ビットバンクの最も大きな特徴は、取り扱う42種類の仮想通貨すべてに、取引所での板取引に対応しています。
送金手数料を比較
取引所 | ビットバンク | コインチェック | ビットフライヤー | GMOコイン | SBI VCトレード | ビットポイント | DMM ビットコイン |
送金手数料 | 0.0006BTC | 0.001BTC | 0.0004BTC | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
ビットコインの場合、送金手数料は0.0006BTCかかります。
他の取引所と比較すると、比較的同じため、海外取引所やウォレットに送金する際に利便性が高いと言えます。
一方で、送金手数料が無料で、使い勝手の良い取引所もあります。
出金手数料を比較
取引所 | ビットバンク | コインチェック | ビットフライヤー | GMOコイン | SBI VCトレード | ビットポイント | DMM ビットコイン |
出金手数料 | 550円/770円(3 | 407円 | 220〜770円 | 無料 | 無料 | 330円 | 無料 |
ビットバンクの出金手数料は、他の取引所と比較すると高く設定されています。
そのため、入出金を頻繁に行わない、まとめて出金を行うなどすると良いでしょう。
日本円の出金手数料がかかるため、メイカー手数料をうまく利用し、出金手数料にあてるなど工夫して利用しましょう。
ビットバンクのメリット
ここからはそんなビットバンクのメリットについてみていきましょう。
1.取り扱い通貨が豊富
取扱銘柄
BTC | LTC | XRP | ETH | MONA | BCC | XLM | QTUM | BAT | OMG | XYM | LINK | MKR | BOBA | ENJ | MATIC | DOT | DOGE | ASTR | ADA | AVAX | AXS | FLR | SAND | APE | GALA | CHZ | OAS | MANA | GRT | RNDR | BNB | ARB | OP | DAI | KLAY | IMX | MASK | SOL | CYBER | TRX | LPT
ビットバンクは、ビットコイン(BTC)はもちろん、イーサリアム(ETH)、バイナンスコイン(BNB)やソラナ(SOL)、アバランチ(AVAX)など人気のアルトコインを含む国内最大級、42銘柄の暗号資産を取り扱っています。
2.メイカー手数料が業界最安
最大のメリットです。
取引所の手数料には次の2種類があります。
- 「Maker(指値取引)」:取引板にない価格で注文することで、取引板に注文を並べて約定した取引のこと
- 「Taker(成行取引)」 :取引板に並んだ既存の注文で約定した取引のこと
そしてビットバンクの場合、このMaker手数料が-0.02%とマイナスです。
*一部銘柄を除く
他の取引所では、販売所でしか取引できない場合があるため、ビットバンクでは手数料を安く取引することが可能です。
販売所で取引するとスプレッド(上乗せ手数料)によって、高くなってしまいます。
仮想通貨の取引は、ユーザー間の取引所で取引することをおすすめします。
取引所での取引手数料は、業界最安水準です。
- Maker:-0.02%
- Taker:0.12%
*一部銘柄を除く
3.国内アルトコイン取引量No.1!
現物取引高シェアは国内最大級です。
アルトコインに限定すれば、国内取引量はNo.1を獲得しています。
*2023年1月〜2024年10月のJVCEA統計情報自社調べ
多くの取り扱い銘柄は、取引所に対応しており、本格的な板取引が利用できます。
4.使いやすいUI設計
ビットバンクはiOSおよびAndroidのアプリも配信していますが、アプリ・公式サイト問わずどちらも初心者にも上級者まで使いやすいユーザーインターフェースとなっています。直感操作で簡単に利用できるようになっています。
また、上級者向けには、70を超えるテクニカル分析が使えるTradingViewも別途用意されており、一見の価値があります。トレンドラインや一目均衡表はもちろん、通貨ペアの比較など60種以上のテクニカル分析で本格的なトレードができます。
ビットバンクのデメリット
ビットバンクのデメリットについて解説します。
1.販売所のスプレッドに注意
販売所で暗号資産を購入する際には、スプレッド手数料が別途発生します。
スプレッドとは、通貨間でのレートに対する手数料のことです。
例えば、イーサリアムの買値45万円、売値43万円などのレートを予め取引所側が設定します。手数料が上乗せされた上でのレートで取引することになるので、相対取引(取引所)に比べて基本的に割高になります。
ビットバンクは、取引所でも現物取引できるので、販売所では取引しないことをおすすめします。
2.出金手数料がかかる
ビットバンクは、日本円を出金する際に、出金手数料がかかります。
出金手数料 | 550円or770円(3万円以上) |
3.積立機能がない
ビットバンクでは、積立投資ができません。
まとめ
ビットバンクの手数料について解説しました。
業界最安水準の手数料や、業界最大級の銘柄数という側面から、暗号資産取引だけを行いたい方には最適な取引所です。
いずれにせよ、現在コインチェックやビットフライヤーなどを利用中の方は、ビットバンクに変えるだけでとってもお得に取引ができるのでおすすめです。
この記事を読み参考になりましたら、ぜひビットバンクを利用してみてください。