スイス・ルガーノ市でサトシ・ナカモト像が公開:TetherとPlan ₿ Initiativeが共同制作
スイスのルガーノ市で開催された第3回年次Plan ₿フォーラムにおいて、サトシ・ナカモトの等身大像が公開されました。この像は、ビットコインの匿名の創設者であるサトシ・ナカモトを讃えるために設置され、式典にはブロックチェーン業界のリーダーや政府関係者、ビットコイン愛好家が出席しました。
この像は、アーティストのヴァレンティーナ・ピコッツィ氏によって制作され、観察者の視点によって像が徐々に消えていくように見えるデザインが採用されています。これは、サトシ・ナカモトがビットコインの基盤を築いた後、世間の目から謎めいて姿を消したことを象徴しています。
このプロジェクトは、テザー社とルガーノ市の共同イニシアチブである「Plan ₿」の一環として行われました。このイニシアチブは、ビットコイン技術を活用して都市の金融インフラを変革することを目的としています。テザー社のCEOであるパオロ・アルドイーノ氏は、「サトシ・ナカモトの像は、ビットコインがもたらした革命的な影響と分散化の理念を象徴するものです。自身が身を引いてコミュニティに主導権を握らせるという決断は、分散化の真の本質を示しています」と述べています。
このイベントは、ルガーノ市がブロックチェーン技術とデジタル資産の主要なハブとなることを目指す取り組みの一環です。
参照:テザー社発表