Castile、ベータテストで20万人の登録ユーザーと100万ドルの収益を達成
Castileのベータテストは、2024年9月10日から10月10日までの1か月間行われ、1,000万ドルのCAST賞金プールが用意されました。Android、iPhoneで無料でダウンロード可能です。
今回、「Castile」のベータテストが終了し、登録ユーザー数が20万人を突破、ゲーム収益は100万ドルを超えるなど、大きな成果を収めました。
ベータテストの主要成果
- 登録プレイヤー数:212,374人
- 総収益:100万ドル以上
- 有料プレイヤー率:9.37%
- D14維持率(Day 14 Retention Rate):47.26%
- D30維持率(Day 30 Retention Rate):40.59%
- 取引数:388,173件
- タロットコイン消費量:159,205,605コイン
まず注目すべきは、D30保持率が40%を超えたことです。
一般的に、Web2ゲームの平均維持率は14日目で15%、30日目で5%と言われている中、Castileはその数値を大幅に上回る結果を出しました。
Castileは、クトゥルフ神話にインスパイアされたビジュアルデザインと、常に操作をしなくてもゲームが進行する放置型RPGとして支持を集めています。特にアジアや南米地域での強い支持を受けています。
- 中華圏:25%
- ブラジル:15%
- ベトナム:10%
- インドネシア:9%
- アメリカ:6%
- CIS地域:10%
- ヨーロッパ:7%
- フィリピン:4%
- トルコ:2%
- 日本:1%
ベータテスト後の調査では、40%以上のプレイヤーが「クトゥルフアートスタイル」と「放置型RPG」という要素に魅了されていることがわかり、これがダウンロード数増加の要因であることが判明しました。
ゲーム内での取引は、プレイヤーが長期間にわたってゲームを続ける重要な要素です。388,173件の取引数と159,205,605のタロットコイン取引に達しました。多くのプレイヤーがゲーム内で取引を積極的に行なっています。
有料プレイヤー率は9.37%であり、公式サイトでタロットコインを購入し、暗号通貨決済とStripe決済を合わせて100万ドル以上の売上を達成しました。
また、APTOSエコシステム内でのトランザクションとエンゲージメントにおいては、Castileがこのエコシステムにおけるナンバー1のWeb3ゲームとしての地位を確立しました。
Castileとは?
Castileは、Nytro Labが開発したWeb3ゲームで、RPGとローグライク要素を組み合わせた、クトゥルフ神話にインスパイアされたダークファンタジーの世界が舞台です。「Play and Trade」モデルを採用しています。
プレイヤーは、個性的なヒーローたちでチームを組み、スキルベースの戦闘に挑みます。バトル中、攻撃のタイミングを測り、タロットカードを使用し戦闘を有利に運びます。ゲーム内通貨のタロットコインを使って、装備やリソースを購入することも可能です。
また、プレイヤーはゲーム内で$CASTというガバナンストークンを獲得する機会があり、ボスレースやトーナメントに参加することで、トークンを手に入れることができます。
Nytro Labは2500万ドルの資金調達に成功しています。主要な投資家にはSevenX VenturesやOKX Ventures、Aptos Labsが含まれ、Web3ゲーム市場で高い注目を集めています。
参照:発表