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edgeX DEXの始め方と使い方|エアドロやVault運用、入金方法まで徹底解説

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次世代の分散型デリバティブ取引所として注目を集める edgeX(エッジエックス)。

オーダーブック方式による高い流動性と、CEX(中央集権型取引所)並みの使いやすさを兼ね備えたDEXとして、多くのトレーダーから注目されています。

この記事では、edgeXの始め方・使い方や入金方法、エアドロップの概要やポイント獲得方法までをわかりやすく解説。また、Vault(ボールト)運用による利回り獲得についても。

これからedgeXを利用してみたい方や、エアドロップ・Vault報酬を狙いたい方に向けて、基本から実践までを一通り紹介します。

edgeX(エッジエックス)とは?

項目概要
取扱通貨169 coingecko
運営方式DEX(分散型取引所)
取引種類先物(デリバティブ)取引
注文方式オーダーブック方式(板形式)
最低入金額10 USDT / USDC〜
取引手数料メイカー:0.012%、テイカー:0.038%
レバレッズ最大倍率最大100倍
対応ウォレットメタマスク、OKX、ファントム など
対応チェーンETH、BNB、ARB、SOL
TGE時期予定2025年Q4
日本語対応
対応機種アプリ、PC

参考元:公式サイトドキュメント

edgeX(エッジエックス)は、高速な取引体験とオンチェーン化を両立させた次世代型の分散型取引所(DEX)です。

従来のDEXが採用してきた自動マーケットメイカー(AMM)方式ではなく、オーダーブック方式(板取引)を採用している点が最大の特徴で、中央集権型取引所(CEX)のようなスピード感と高い流動性を実現しています。

現在、永久(パーペチャル)契約を中心としたデリバティブ取引に対応しており、最大100倍で取引することができます。

さらに、流動性提供者(LP)向けの「Vault(ボールト)」機能も搭載しており、資産を預けることで運用利回りやエアドロポイントを獲得できる仕組みがあります。

中央集権型取引所の利便性と、分散型取引所の安全性を兼ね備えた“ハイブリッドDEX”として、今後の発展が注目されています。

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edgeXの特徴・メリット

edgeX(エッジエックス)は、CEX(中央集権型取引所)に匹敵する操作性と流動性を備えた分散型デリバティブ取引所(DEX)です。

従来のDEXが抱えていた「取引の遅延」「スリッページ」「流動性不足」といった課題を解消し、高速・低コスト・安全性を兼ね備えた次世代プラットフォームとして注目を集めています。

ここでは、そんなedgeXが支持を集める理由と、他のDEXにはない主なメリットを紹介します。

オンチェーン・オーダーブック方式

edgeXは、分散型取引所でありながら「オンチェーン・オーダーブック方式」を採用しています。

これは、すべての注文情報と取引履歴をブロックチェーン上で処理・記録する仕組みで、取引の透明性と検証可能性を確保しながら、CEXのようなリアルタイムの板取引を実現しています。

従来のAMM(自動マーケットメイカー)型DEXと異なり、価格形成がプールのアルゴリズムに依存せず、市場の需給バランスによって決まるため、より正確で滑らかな価格発見が可能です。

高い流動性と高速執行

edgeXのもう一つの強みは、CEXに匹敵するほどの流動性です。

通常、DEXでは取引量が少なくスリッページ(価格滑り)が発生しやすいという課題がありますが、edgeXは独自の流動性設計によって、$10 M+の板深度を1 bps(0.01%)以内のスプレッドで維持することを目標にし、CEX級の流動性を実現する設計を採用しています。

また、常に深いオーダーブックを維持しており、高速で滑らかな取引執行が可能な環境を整えています。

CEX並みの使いやすさ

edgeXは、ユーザー体験(UX)に徹底的にこだわっています。

ウォレットを接続すれば、わずか数クリックで入金・注文・決済まで完了でき、中央集権型取引所(CEX)と同等の操作性を実現しています。

取引画面も、Bybitなどに慣れたユーザーが違和感なく利用できるように設計されており、チャート分析ツールや注文板もリアルタイムで表示。

さらに、アプリ版やWebブラウザ版も最適化されているため、分散型でありながらCEXのような快適さを備えています。

業界最安水準の手数料体系

取引所メイカーテイカー
edgeX0.012%0.038%
Binance0.020%0.050%
Bybit0.020%0.055%
Bitget0.020%0.060%

edgeXは、業界最安水準の手数料体系を採用しています。

取引手数料はメイカー0.015%、テイカー0.038%と大手CEXよりも低く、さらに取引量に応じたティア制度により優遇も受けられます。

また、V1フェーズではガス代(ネットワーク手数料)をプラットフォーム側が負担しており、オンチェーン取引でありながら実質的に追加コストがかからない点も特徴です。

Vault預入について

edgeXでは、トレーダーだけでなく、流動性提供者(LP)として報酬を得たいユーザー向けに「Vault(ボールト)」機能を提供しています。

Vaultに資産を預けることで、運用利回りとして、AMM収入、清算手数料、取引手数料の一部が還元されます。

特に、預け入れた資産に対して、エアドロポイント+運用利回り(=Vaultの報酬)という「二重リターン」の設計が特徴です。

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edgeXのエアドロ概要|ポイントの割当や獲得方法

edgeXのTGE概要

edgeXのTGEは、2025年12月に予定

エアドロップの割合は25%で、ロックやベストティングはありません。

プラットフォームの収益100%がedgeXトークンの買戻しに使用され、TGE前の全取引手数料利益もこの買戻し資金として充てられます。

また、ミームエアドロはTGE前に実施され、プラットフォームのストレステストを兼ねた形で、テスト完了後に本格的なTGEが行われる予定です。

参考:AMA

edgeXでは、TGEに先立ち、ユーザーの取引・貢献度に応じて「エアドロポイント」を付与するOpen Seasonが実施されています。

項目配分割合
取引量約60%
リファラル・イベント参加約20%
Vault/TVL約10%
OI/清算アクティビティ約10%

このポイントが将来的なエアドロップ配分になり、各ユーザーの貢献度によってトークン獲得量が大きく変わります。

1. 取引量(約60%)

最も大きな割合を占めるのが取引量です。

全体プールの約60%がこの項目に割り当てられており、パーペチュアル(永久契約)などで多く取引を行うほど、多くのポイントを獲得できます。

2. リファラル・イベント参加(約20%)

次に大きいのが、リファラル(紹介)やキャンペーンイベント参加によるポイント。

他のユーザーを紹介してアクティブに取引してもらうことで報酬を得られる「招待制度」や、期間限定のトレードイベントなどが対象です。

3. Vault/TVL(約10%)

edgeXでは、Vaultへの預け入れ(TVL:Total Value Locked)もポイント対象になっています。

資産をVaultに預けることで、プラットフォーム全体の流動性を支える参加者として評価され、ポイントが加算されます。

Vault残高は随時集計されており、長期預入ほど効果的です。

4. OI/清算アクティビティ(合計約10%)

さらに、オープンインタレスト(OI)や清算に関連する取引アクティビティも評価対象。

ポジション保有や清算実績など、市場参加の度合いに応じて加点されます。

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edgeXの始め方・入金方法

edgeXを利用するには、まずウォレットを接続し、取引用のステーブルコイン(USDTまたはUSDC)を入金する必要があります。

中央集権型取引所(CEX)とは異なり、edgeXはセルフカストディ型(自己保管型)DEXのため、ユーザー自身のウォレットを通じて資金を管理します。

ここでは、初めての方でも迷わず始められるように、アカウント接続から入金、取引を開始するまでの基本手順をわかりやすく解説します。

step
1
ウォレットを接続する

はじめに公式サイトへいき、ウォレットを接続していきます。

以下の招待コードが自動的に反映されます。

334314980

ウォレットの接続には、メールアドレス、メタマスク、その他(OKXウォレット、Phantomウォレットなど)を使用できます。

「接続」をタップします。

つぎに、ウォレットの接続を承認していきます。

リクエストを送信をタップし、メタマスク上に表示された署名要求に承認すれば完了です。

step
2
暗号資産を入金する

つぎに、暗号資産を入金していきます。

「入金」をタップします。

USDT(ETH、BNB、ARBチェーン)、USDC(ARBチェーン)で入金することができます。

ガス代が安いBNBチェーン、ARBチェーンでの入金がおすすめです。

チェーンを選択し、送金する数量を設定します。

*秘密鍵のないウォレット(海外取引所など)での入金はできません。入金してしまうと、資金を失い、取り戻すことができないため注意しましょう。

初めて入金する際に、「USDT」を有効化が必要です。「USDTを有効化」をタップし、承認しましょう。

最後に入金確認をタップすれば、手続きは完了です。

ポートフォリオの項目から、総資産残高に入金額が反映されます。

edgeXのVault (ボールト)に預入方法

edgeXには、取引以外でも報酬を得られる仕組みとしてVault(ボールト)機能が用意されています。

Vaultに資産を預けることで、プラットフォームの流動性を支える一員として報酬やエアドロップポイントを獲得できるのが特徴です。

ここでは実際に、VaultにUSDTやUSDCを預け入れる手順をステップごとに解説します。

step
1
Vaultアカウントを新規作成する

「eストラテジー」の項目を選択します。

つぎに、「Vaultアカウントを新規作成」をタップし、アカウントを作成していきます。

ウォレットの接続を承認していきます。リクエストを送信をタップし、メタマスク上に表示された署名要求に承認すれば完了です。

step
2
Vaultアカウントに資金を入金する

最後に、メインアカウント → Vaultアカウントに資金を送金していきます。

数量を設定し、「確認」をタップします。

Vaultに預け入れた資金が、残高に反映されます。これでVaultへの預け入れが完了し、運用利回りを得ることができます。

edgeXの使い方・取引方法

edgeXでは、USDTを担保とした永久契約(Perpetual)取引を中心に、プロトレーダー向けの高機能な取引環境が整っています。

板取引(オーダーブック)方式を採用しており、CEXのような直感的な操作感で売買が可能です。

ここでは、基本的な注文方法から、利益確定・損切り設定、清算ロジックの仕組みまで解説します。

edgeXでは、USDTを担保とした永久契約(パーペチャル)取引を行えます。

証拠金と損益(P&L)はUSDTで計算されるため、価格変動の大きい仮想通貨を担保にする必要がなくトレードが可能です。

取引口座はクロスマージン方式を採用し、1つの口座内のすべてのポジションで担保を共有します。

また、サブアカウント機能により、同じウォレット内で最大20の独立した口座を開設可能。

それぞれの口座は別々に清算され、他の口座に影響を与えません。

サブアカウントを利用することでヘッジモード(同一市場でロング・ショートを同時保有)も実現できます。

口座間の資金移動は無料ですが、証拠金率の変動により清算が発生する場合があるため注意が必要です。

注文タイプは、

  1. 指値注文 — 価格指定で発注

  2. 成行注文 — 市場価格で即時約定

  3. 条件付き注文 — トリガー価格を設定して自動発注(利益確定/損切りに最適)

また、edgeXではOracle価格を採用し、不自然な価格操作や流動性の急低下によって発生する不当な清算を防止しています。

クロスマージンモードでは、有効残高がゼロとなりポジションマージンが維持マージンを下回ると、自動的に清算が行われます。

この際、edgeXはオラクル価格を基準に清算を判断するため、極端な価格変動による不正確な清算を避ける仕組みが整っています。

edgeXの注意点

edgeXは革新的な分散型デリバティブ取引所として注目を集めていますが、利用にあたってはいくつかの注意点があります。

以下のポイントを理解したうえで、安全に利用しましょう。

まだ現物取引に対応していない

現在のedgeXは、永久契約(Perpetual)取引に特化したDEXであり、現物(スポット)取引は未対応です。

そのため、ビットコインやイーサリアムなどを直接「買う・売る」といった現物取引は行えません。

将来的な対応が計画されていますが、現時点ではデリバティブ取引専用のプラットフォームです。

入金対応通貨はUSDT / USDCのみ

edgeXで利用できる担保・入金通貨は、USDT(テザー)およびUSDC(USDコイン)のみです。

BTCやETHなど他の暗号資産を直接入金することはできず、誤って送金すると資金を失う恐れがあります。

事前にステーブルコインへ交換してから入金しましょう。

エアドロップで必ず儲かるわけではない

edgeXではエアドロップやポイントプログラムが行われていますが、獲得ポイントが必ず金銭的利益になるとは限りません。

将来のトークン配布(TGE)の内容や条件は未確定であり、報酬の価値も市場動向によって変動します。

投機目的で過度な取引を行うことは避け、リスクを理解したうえで参加することが大切です。

Vault利回りも保証されていない

Vault(ボールト)は、資産を預けて利回りを得る仕組みですが、利回りが保証されるものではありません。

運用戦略や市場状況によって収益が変動するほか、元本割れのリスクもあります。

「預ければ必ず増える」とは限らない点に注意が必要です。

高レバレッジ取引のリスク

edgeXでは、最大100倍レバレッジなど高倍率の取引が可能です。

その分、少額の価格変動でも損失が大きくなるリスクがあります。

証拠金管理を怠ると、資産が一瞬で清算される可能性もあるため、常に余裕をもった資金運用を心がけましょう。

日本の金融庁登録業者ではない

edgeXは日本国内の金融庁に登録された暗号資産交換業者ではありません。

そのため、国内法による保護(顧客資産分別管理・苦情対応・損害補償など)は受けられません。

利用は自己責任となるため、トラブルが発生した場合も日本の法律では対応が難しい点に注意が必要です。

まとめ

edgeXは、低コスト・高流動性・高速処理を実現した革新的なDEXです。

USDTやUSDCを担保にした永久契約取引をはじめ、Vaultを通じた資産運用や、エアドロップを通じたポイント獲得など、トレード以外の魅力も豊富です。

公式情報を確認しながら、安全なウォレット操作・適切な資金管理を意識して利用することで、edgeXの魅力を最大限に活かせるでしょう。

  • この記事を書いた人

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