分散型パーペチャルDEX「edgeX」が、商品先物市場で存在感を高めています。

3月19日、金の永続先物における日次取引高は5億3900万ドルに達し、主要取引所を含む比較で全体3位となりました。
オンチェーンのperp DEXに限ると首位に立ち、1月末に始まった商品市場が早くも厚い流動性を伴い始めています。
edgeX、金永続先物で日次5.39億ドルを記録し全体3位に

金の永続先物でedgeXは全体3位に入りました。オンチェーン領域ではシェア13%とされ、トップに立っています。
価格変動の大きい局面で機動的にポジションを取れる場として、暗号資産の取引環境を商品にも求める動きが広がっているとみられます。
商品先物、2月取引高61億ドルで金銀が89.3%占める

商品分野の拡大も際立っています。2026年2月の取引高は61億ドルとなり、全体の上位10市場に占める割合は7.4%でした。
内訳では金と銀が約9割を占めています。暗号資産を主に扱ってきた利用者のうち、商品市場開始から1カ月以内に10.09%が新たに参加したとされています。
50万ドル規模の注文でコスト・スリッページ


取引環境の比較でも一定の評価が示されています。
3月17日の1時間平均データでは、最大50万ドル程度の注文において、コストやスリッページ、板の厚みがHyperliquidやBinance、Bybitと比べても遜色ない水準だったとしています。
さらに、3月13日から15日の週末には、COMEXが閉まっている時間帯でも取引が続き、流動性も大きく崩れなかったと報告されています。
伝統的な市場が休場する間も売買できる点は、リスク管理の手段として注目されそうです。
Circle出資とUSDC導入で資金導線を強化
こうした動きを支えるのが、独自の技術基盤と資金基盤です。edgeXの資料によると、複数の処理を同時に進める仕組みや市場ごとの分散処理により、取引の増加にも対応できるとしています。注文処理では「FlashLane」によって、極めて短い時間での約定確認を可能にしています。
2月10日に公開されたCircleのブログでは、同社がedgeXチームに出資したことに加え、EDGE ChainへのネイティブUSDCとCCTPの導入が発表されました。USDCは1対1でドルと交換可能で、機関投資家向けの入出金手段も用意されています。
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オンチェーンのデリバティブ市場では、これまで暗号資産が中心でしたが、ここに来て金や銀といった商品が短期間で取引を伸ばしています。
参照:公式