Mastercardは3月11日、公式Xアカウントと公式サイトで、新たな連携枠組み「Mastercard Crypto Partner Program」を開始したと発表しました。
Digital assets are entering a new phase. What once ran in parallel to existing financial systems is increasingly being applied to solve practical, real-world needs — often behind the scenes – from cross-border remittances to B2B money transfers. This creates new opportunities to… pic.twitter.com/DZ1gjmW8og
— Mastercard (@Mastercard) March 11, 2026
Circle、Paxos、Ripple、PayPal、Gemini、Binanceなどの暗号資産関連企業や決済事業者、金融機関など85社超が加わる国際的な取り組みで、デジタル資産を日常の商取引や送金の場面へどう結びつけていくかを話し合い、今後のサービスづくりにつなげていくとしています。
発表文でMastercardは、暗号資産やデジタル資産が既存の金融網の外側で動く段階から、実社会の課題に向き合う段階へ進みつつあるとの見方を示しました。例として挙げたのは、国際送金や企業間送金です。オンチェーン技術が持つ処理の速さや柔軟性を、カード決済網や世界規模の商取引とどう結びつけるかが、今回の取り組みの焦点になります。
今回の発表は、世界的な決済大手がオンチェーン技術を日常の商取引へどう持ち込もうとしているのか、その方向を示した点に意味があります。とくに、送金や企業間決済のように利用場面がはっきりしている領域で、既存の金融サービスとデジタル資産の接点がどこまで具体化していくのかが今後の注目点になりそうです。
