SyFuとエポスカードが提携、NFTやトークンがもらえる「SyFu Card」発行へ

「SyFu」は、2025年10月24日、株式会社エポスカードとの業務提携を発表し、Visaブランドのクレジットカード「SyFu Card」を発行することを明らかにした。
本カードは、利用者の日常的な決済データをトークンやNFTといったデジタル資産へと変換する、Web3ロイヤルティ機能を備えている。

現在、公式サイト(https://card.syfu.io)にてウェイティングリスト登録が受付中で、申込受付および詳細の公開は近日中に予定されている。
カード発行に先立ち、事前登録者の中から、抽選で5名に26,000円相当のNFT「MANEKINEKO Uncommon OG」が配布されるキャンペーンも実施中。
SyFu Cardの特徴:新しいロイヤルティモデル

今回発表された「SyFu Card」は、日常の支払いを通じてGameFi体験へ接続し、最終的にトークンやNFTといった資産として還元するという、独自のロイヤルティモデルを搭載。
SyFuが掲げる「支払い → GameFi → デジタル資産化」という一連の流れを、現実世界の決済体験にシームレスに融合させる設計となっている。
特徴①:VISA加盟店で利用可能、Apple PayやGoogle Payにも対応
「SyFu Card」は、Visaブランドによって発行され、国内外のVisa加盟店で幅広く利用可能。
Apple PayやGoogle Payにも対応しており、非接触決済をはじめとした現代のキャッシュレスニーズにも応える。
特徴②:トークンやNFTでの報酬獲得
カードの利用に応じて得られる報酬は、従来のポイント還元ではなく、トークンやNFTといったデジタル資産を獲得できる。
その獲得量や特典は利用状況に応じて拡大していき、消費行動がそのまま資産へとつながる体験を提供する。
特徴③:日本円ベースのクレジットカード
さらに本カードは、円建ての法定通貨をベースに設計されている点が特徴的だ。
あくまでもクリプト決済ではなく、Web3を意識しながらも、一般ユーザーにとって親しみやすい決済手段として構築されている。
今後の展開:ロイヤルティ体験とブランド連携の可能性
今後、SyFuとエポスカードは共同で以下の取り組みを検討している。
SyFuとエポスカードは、今回の提携を起点として、以下のような取り組みを計画している。
ロイヤルティプログラムの高度化
「SyFu Card」を基盤としたWeb3ロイヤルティの新たなユースケースを構築。
従来のポイントに代わり、トークンやNFTが日常的に付与される会員体験を国内市場で確立していく。
提携ブランドとのコラボレーション
エポスカードが有する提携ネットワークとSyFuのGameFiエコシステムを融合し、会員限定のNFT特典や限定コラボレーションの展開を予定。小売・飲食・エンタメ分野を中心に、順次その領域を拡大する見込みだ。
SyFuは、消費データをトークン・NFTに変換する特許技術を活用し、「日常の消費=経済的価値」という新たな発想を提示するWeb3アプリ。
これまでにも、マネーフォワードやSalt Edgeとの連携により、既存のクレジットカードの決済履歴を取り込み、GameFi体験へと還元する取り組みを行ってきた。
今回発表された「SyFu Card」は、そうしたビジョンをより直接的に体現するプロダクトとして位置づけられる。
提携先のエポスカードが持つ国内ネットワークと、SyFuのGameFi視点の経済設計がどのように融合していくのか、今後の展開に注目が集まる。
参照:公式発表
