「MapleStory Universe」ジェネシスフェーズに関する最新データを発表
NEXONはWeb3プロジェクト『MapleStory Universe(MSU)』のジェネシスフェーズに関する最新データを発表しました。
2024年6月24日より本格始動した本フェーズでは、ユーザー参加率やゲーム内取引が急成長し、MSUのエコシステムが拡大し続けていることが明らかになりました。
- ジェネシスフェーズ開始(2024年6月24日)
- 第1回パイオニアテスト実施(2024年7月24日〜8月2日)
- NXPC発表(2024年9月2日)
- 第2回パイオニアテスト & ギアアップナウ開催(2024年11月20日〜12月23日)
これらのイベントを通じて、ユーザーの参加率やゲーム内取引が大幅に増加し、MSUエコシステムの発展が加速していることが発表されました。
MSUの成長を示す最も顕著な指標のひとつが、ユーザー参加率の高さです。
公式発表によると、ジェネシスフェーズの開始以降、97万2,000以上のユニークアクティブウォレット(UAW)が記録され、Genesis Webサイトの訪問者数は170万人を突破しました。
さらに、ゲーム内での取引も活発に行われ、総トランザクション数は3,150万件に到達しています。
2024年11月20日から12月23日にかけて行われた第2回パイオニアテストと「ギアアップナウ」イベントでは、MSUのさらなる成長が見られました。
- 累計参加者数:50万6,000人(UAWベース)
- ピーク時の1日アクティブユーザー数(DAU):24万1,000人
- 期間中の平均DAU:4万9,000人
公式の分析では、当初はカジュアルプレイヤーが中心でしたが、時間が経つにつれて中級・ヘビーゲーマー層の割合が増加していることが確認されました。プレイヤーはキャラクター強化やゲーム内経済への関与を深め、より戦略的なプレイスタイルへと移行しているといいます。
また、プレイヤーの定着率も高く、
- D+7(プレイ開始7日後):54%
- D+32(プレイ開始32日後):41%
と、従来のWeb2 MMORPGと比較しても高い維持率を記録していることが発表されました。一般的なWeb2 MMORPGでは30日後の定着率が10%程度まで低下することが多いため、MSUのこの数値は非常に優れた結果といえます。
オンラインゲームの成功には、持続可能なゲーム内経済が不可欠です。公式発表によると、MSUでは独自通貨NESOの流通が安定し、取引活動が活発化しているとのことです。
- テスト期間中のNESO消費総量:350万以上
- 1ユーザーあたりの平均消費量:33.7トークン
- NESOの総流通量に対する消費率:76%
特にNESOの60%以上がアイテム強化に使用されており、プレイヤーがキャラクターの成長に積極的に投資していることが明らかになっています。
また、ゲーム内の取引総数は1,300万件を超え、NXPCの価値が確立されていない段階でも活発な取引が行われていることが示されました。
MSUのジェネシスフェーズでは、
- ユーザー参加率の増加
- ゲーム内エコシステムの発展
- プレイヤー行動の変化
が顕著に見られたことが、公式発表で明らかになりました。今後もさらなるアップデートとエコシステムの拡張を通じて、Web3 MMORPGの成功事例として確立されることが期待されます。