KDDIとau Coincheck Digital Assetsは5月18日、au Coincheck Digital Assetsの初サービスとして「au PAY ポイント運用」にビットコイン連動コースを追加しました。
証券口座や暗号資産口座を開かなくても、Pontaポイント100ポイントから暗号資産の値動きを試せる入り口を用意した格好です。2019年に始まり、680万人超が使うポイント運用を足掛かりに、今夏予定のau PAY内ノンカストディアルウォレット(秘密鍵を自分で管理するウォレット)へつなぐ狙いがあります。
このコースで増減するのはPontaポイントで、利用者が実際にビットコインを持ったり売買したりするわけではありません。ビットコイン価格に連動してポイント数が変わる積極運用型で、追加は100ポイントから、追加時と引き出し時にはそれぞれ4.5%の手数料がかかります。
運用中のポイントはいつでも引き出せ、営業日7時までの申込分を集計して同日9時ごろに1日1回反映されます。24時間動くビットコイン市場と時間差があるため、表示中の参考価格と反映値に差が出る場面もあります。
680万人の既存ユーザーを入口に
au PAYポイント運用は2019年に始まり、2026年4月時点の利用者は680万人を超えました。引き出したポイントはau PAY残高へのチャージや買い物に充てられます。
18日には元本確保型の「ポイント預金」も加わり、投資信託連動の3コース、ビットコイン連動コース、年0.10%利息のポイント預金の計5コース体制になりました。コースは併用でき、上限は設けていません。ビットコイン連動コースのリスク・リターンは「高」です。
今夏はau PAY内ウォレットへ
5月12日の始動時に笠井氏は、「KDDI、auフィナンシャルホールディングスが持つ顧客基盤と、コインチェックが有するデジタル資産の知見を掛け合わせ」、デジタル資産を日常の中で自然に使える形で届けていく考えを語っていました。KDDIの舘林俊平氏も、この提携を「次世代金融の取り組みを着実に進めていくための枠組み」と述べ、安全性と信頼性を重視する方針を明らかにしています。
au Coincheck Digital Assetsは2026年夏、au PAYのミニアプリとして、秘密鍵を自分で管理するノンカストディアルウォレットを用意する予定です。5月18日に始まったビットコイン連動コースは、実際の暗号資産保有の前段で値動きを知る役割を担い、次の節目はau PAY内でのウォレット公開になります。
参照:公式
