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サークル、銀行向けUSDC決済基盤を発表

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米Circleは4月9日早朝までに、銀行や決済事業者が暗号資産インフラを自前で抱えずにUSDC決済を導入できる新サービス「CPN Managed Payments」を発表しました。ステーブルコインの発行・償還からコンプライアンス、ブロックチェーン接続までCircleが担う仕組みで、クロスボーダー送金や大量支払いを扱う金融機関の導入ハードルを下げます。

今回の発表で変わるのは、銀行やフィンテック企業がUSDCを使った決済を組み込む際に、ウォレット管理やチェーン接続、トークンの発行・焼却といった暗号資産特有の運用を自社で担う必要がなくなる点です。利用企業は法定通貨ベースのインターフェースで操作でき、背後のデジタル資産ライフサイクル全体をCircleが管理します。

CPN Managed Paymentsは銀行、PSP(決済サービス事業者)、フィンテック、グローバル企業を主な対象に、国際送金、加盟店での受け入れ、高頻度のペイアウト業務での利用を想定しています。Circleは20超のブロックチェーンでのペイアウトに対応するとし、Circle Payments Networkのフィアット回廊と組み合わせることで法定通貨とステーブルコインをまたぐ決済フローを一括で処理できると述べました。

Circleの最高製品・技術責任者ニキル・チャンドック氏は、発行、流動性、コンプライアンス、プログラム可能な機能を一つのソリューションにまとめることで、金融機関が既存の決済スタックへステーブルコイン決済を組み込みやすくしたと説明しました。銀行側から見れば、暗号資産の保管やオンチェーン運用の実務を切り離して、決済レールだけを利用しやすくなります。

サービスはVeemなどのPSPと連携して開始し、国際決済ネットワークを手がけるThunesも参加しました。Thunesの副CEO、クロエ・マイエノブ氏は、銀行やモバイルウォレット、それにデジタル資産をシームレスにつなぎ、大規模な相互運用性を実現する取り組みだと述べました。Worldlineは既存の法定通貨ワークフローを維持したまま、コンプライアンスを確保してブロックチェーンネイティブな決済にアクセスしやすくするとコメントしました。

この発表は、ステーブルコインを使いたい一方で暗号資産の保有や運用リスクを直接負いたくない金融機関の需要に応えます。特にクロスボーダー決済では、複数の中継銀行や営業時間の制約がコストと着金時間を押し上げやすく、24時間稼働するブロックチェーン決済を既存業務にどう取り込むかが課題でした。Circleは接続部分をマネージドサービスとして提供することで、導入時の実務負担を減らす狙いです。

参照:公式

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gemefi.town編集部

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