Gtaxとは?
「Gtax」とは、暗号資産の資産管理と損益計算をサポートするツールです。
暗号資産トレーダーが各取引所から取引履歴をダウンロードし、「Gtax」にアップロードすることにより、複数の取引サービスにまたがる取引履歴を一元管理できるようになります。
さらに、「Gtax」ではAPI連携にも一部対応しており、対応しているウォレットやブロックチェーンから自動的に取引データをインポートすることが可能です。
ユーザーは手動でのデータ入力の手間を省くことができ、複数の取引サービスをまたいだ取引情報をベースに管理と分析を行うことができます。
特に注目されるのは、確定申告の準備に役立つ損益計算機能です。この機能により、ユーザーは年間を通じての取引結果に基づいた損益を簡単に算出でき、確定申告時の手間とストレスを大幅に軽減することが可能です。
Gtaxの特徴やメリット
「Gtax」は、暗号資産の管理と損益計算に特化したツールで、個人投資家から法人や個人事業主に至るまで、幅広いユーザー層を対象にしています。
その主な特徴は以下の通りです:
1.幅広い取引所や通貨に対応
「Gtax」は70以上の取引所と20,000以上の暗号通貨をサポートしており、ユーザーが多様なポートフォリオを管理する際に柔軟性を提供しています。
2.一元的な資産管理
異なるプラットフォームやウォレットからの取引データを一か所で管理することを可能にし、全体的な資産状況を簡単に把握できるようにします。
3.自動データ取得
API連携により、一部対応しているウォレットやブロックチェーンから自動的に取引履歴をインポートする機能を備えており、データ入力が簡単です。※対応範囲は順次拡大中
4.簡易かつ正確な損益計算
暗号資産の取引は計算が複雑になりがちですが、Gtaxはユーザーフレンドリーなインターフェースを通じて、正確で理解しやすい損益計算を提供します。
5.確定申告のサポート
「Gtax」は税制に沿った損益計算処理を自動で行うため、難しい計算式を全て把握する必要はなく、計算した損益は確定申告書類に記載するだけで、スムーズに確定申告を終わらせることができます。
Gtaxを使ってみた感想・レビュー
暗号資産の確定申告は、非常に手間がかかるプロセスです。特に、筆者は複数の取引所を利用しているため、自力での損益計算は膨大な労力を必要とします。
また、保有している資産の種類や金額が多岐にわたるため、何をどのぐらい保有しているのか不透明になることもしばしばです。
そんな同じような悩みを持たれる方は、Gtaxの利用をおすすめします。
このツールは、各取引所から取引データをアップロードするだけで、自動的に損益計算を行い、保有している銘柄やその数量を一目で把握することができます。
さらに、現在はβ版ですが、APIを利用することで常に最新の情報に簡単に更新でき、損益計算もリアルタイムで反映されるようになります。
これにより、暗号資産の管理や確定申告の際の手間やストレスを大幅に減らすことが可能です。
Gtaxの料金プラン
※2024年6月時点
一部機能が無料で使用できるフリープランから、年間取引量・最大500,000件まで計算可能なプレミアムプランまで、取引状況に合わせて5つのプランから個人によって最適なプランを提供しています。
上位プランでは取引件数だけでなく、NFTやDeFi等の様々な取引形態、海外取引所への対応などよりカバー範囲の広い機能を利用できるため、プラン毎に異なるニーズに対応できるよう設計されています。
全てのプランは無料のアカウント登録後、
料金プラン詳細:https://crypto-city.net/#plans
Gtaxの始め方・使い方
Gtaxの始め方や使い方について解説していきます。
まずは無料アカウントを作成しましょう。
- メールアドレス
- パスワード
を設定し、アカウント作成を進めていきます。
つぎに、「取引所・ウォレット」をタップします。
普段利用している取引所などを選択します。複数選択可能なため、利用している取引所は全て選択しましょう。
取引データをアップロードしていきます。
<例:GMOコイン>
まずは、利用している取引所から取引データをダウンロードします。
各取引所によって、ダウンロード方法が異なるため、下記を参考ください。
- 各暗号資産取引所の取引データダウンロード方法はこちら
取引データのダウンロードが完了したら、ファイルをアップロードします。
アップロードが完了すると、損益計算が自動で反映されます。
損益計算が正しいかどうか確認し問題なければ、未確定をクリックすると、その年度の損益結果が確定されます。
もし、「計算に必要な履歴が足りません」と表示されたら、「エラー検証」をクリックします。「解消する」をクリックし、該当項目を記入して反映すれば完了です。
また、取引所とAPI連携を行うと、自動で取引データを取得し、損益計算がリアルタイムに反映されます。毎回に、取引データをアップロードする手間を省くことができます。
Gtaxの詳しい使い方はこちらから
Gtaxの機能一覧
「Gtax」には、以下の機能を始めとする様々な機能が備わっています。
・損益や残高に関するグラフ表示等のポートフォリオ機能
・ベーシックな暗号資産売買を始め、FX、ステーキング、DeFi等多様な取引形態への対応
・類似サービスからの移行が簡単な期首残高登録機能
・アップロード履歴や取引サマリーシート等、税務調査に耐え得るデータの作成
・移動平均法・総平均法設定機能
・最新の税制に合わせた計算ロジックのアップデート
詳細:https://crypto-city.net/#functions
アップデート情報:https://crypto-city.net/media/category/update
Gtaxのよくある質問
GtaxにはFAQとして「Gtaxサポートセンター」が設けられています。よくある質問を始め、利用前・利用中に困ったことがあれば、まずはサポートセンターを確認してみることがおすすめです。
<よくある質問の例>
・支払い方法の種類について
・クレジットカード利用明細の名義について
・領収書の発行について
・料金発生のタイミングについて
・対応外取引の計算について
Gtaxサポートセンター:https://support.crypto-city.net/hc/ja