News 暗号資産

モルガン・スタンレー、ビットコインETFに初月304億円の純流入|日次流出ゼロ

当サイトにはPRリンクを含む場合があります。

モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント(MSIM)が4月8日に上場した現物ビットコインETF「モルガン・スタンレー・ビットコイン・トラスト(MSBT)」は、運用開始から約1カ月で1億9360万〜1億9400万ドル(約304億円)の純流入を集め、日次の純流出は一度もありませんでした。米大手銀行グループ傘下のブランドで組成された低コスト商品に、伝統金融の投資家資金が着実に流れ込んだことを示す数字です。

モルガン・スタンレーの公式プレスリリースとSoSoValue、Farside Investorsで確認できる4月8日から5月7日ごろまでの実績では、MSBTの純資産総額は2億3960万〜2億4000万ドルに達し、保有ビットコインは約2620BTCとなりました。日次ベースでは17営業日が純流入、5営業日が横ばいで、純流出日はゼロでした。上場初日だけでも3060万ドルの純流入と約3400万ドルの売買高を記録し、モルガン・スタンレーのETFとして最大のデビューになっています。

手数料の低さも初動を支えました。MSBTの手数料は0.14%で、グレイスケール・ミニの0.15%、ビットワイズとヴァンエックの0.20%、ブラックロックの0.25%を下回ります。当初の買い手は、自ら売買判断を行うセルフディレクテッド顧客が中心で、ファイナンシャルアドバイザーが広く勧める段階には入っていません。こうした体制でも日次流出ゼロを維持したことで、ブランド力と低コストの組み合わせが初期需要を呼び込んだことが数字で確認された格好です。

米国の現物ビットコインETF市場は4月に流入基調へ戻っていましたが、MSBTの初月成績は、大手銀行ブランドが暗号資産商品を既存の資産運用サービスに組み込んだ際にどの程度の需要を取り込めるかを測る数字として注目されています。ビットコインへのアクセス手段が増えるなかで、投資家が価格連動だけでなく、どの金融機関がどのコストと管理体制で提供するかを重視していることも浮き彫りになりました。

  • この記事を書いた人

gemefi.town編集部

gamefi.townは、ブロックチェーンゲームと暗号資産・Web3領域を専門に扱うメディアです。最新のトレンドや注目トピックをリアルタイムで発信しています。実際の体験や一次情報の精査をもとに分かりやすく解説。公式Xでは最新ニュースをリアルタイムで発信中です。ぜひフォローして最新情報をご確認ください。

-News, 暗号資産