現在の仮想通貨業界では、Play to Earnで火が着いたNFTゲームをはじめ、〇〇 to Earnに当てはめた様々な仕組みが登場しています。
その中で今回紹介するのは、Sleep to Earnをコンセプトにしたプロダクト「Sleep Future」です。
その名の通り、寝ているだけで稼げるという夢のような仕組みを実現しようとしています。
この記事ではそんなSleep Futureの詳細について解説していきます。
こちらのプロダクトについて解説した動画もありますので、動画で見たい場合はこちらをご覧ください。
Sleep Futureとは?
Sleep to Earnを構築しようとしているシンガポール発のSleep Futureは、睡眠の質と健康を向上させる世界初のブロックチェーン主導の睡眠ウェルネスエコシステムです。
- 睡眠技術研究開発の革新
- Sleep Futureエコシステムによる実世界での実用化
という2つの目的を持っています。
睡眠の質など健康管理や、睡眠関連のサービスなどを展開する本格的に睡眠に取り組んでいるプロダクトです。
プロダクトは、主に以下の6つを中心にしています。
- SleepTown:シンガポールに3ヶ所、マレーシアに2ヶ所の体験施設フィジカルエクスペリエンスセンターを設置します。
- Sleepee:iOSとAndroidの睡眠トラッキングアプリです。
- Sleep-to-Earn:寝ることによって報酬を獲得するシステムです。
- SleepDoctor:SleepFuture自社および提携先の睡眠クリニックです。
- SleepStore:睡眠関連商品やサービスを提供します。
- SleepEdu:睡眠や健康に関するオンライン教育をおこないます。
- SleepCloud:研究開発向けのあらゆるデータやシステムです。
<Sleep Future社の運営チーム>
Sleep Futureの仮想通貨
Sleep Futureの仮想通貨は「$SLEEPEEトークン」になる予定です。
$SLEEPEEトークンを保有しているユーザーはDAOの投票権を得られます。
ステーキングすることも可能になるようです。
Sleep Future社が提供する「SleepStore」にて睡眠関連商品やサービスの支払いにも使えます。
Sleep Futureの稼ぎ方
Sleep to Earnをするためには、しっかり健康的な睡眠を取る必要があります。
快眠した後、毎日$SLEEPEEトークンを獲得することができます。
その時、睡眠の質のスコアに基づいて$SLEEPEEトークンを獲得します。
これは、睡眠モニタリングアプリSLEEPEEを通じて行われます。
例えば、ユーザーのスリープスコア100%の場合10USDT相当の$SLEEPEEトークン、84%の場合8.4USDT相当の$SLEEPEEトークンといった割合で獲得できます。
また、$SLEEPEEトークンはステーキングすることで追加の報酬を得たり、ユーザーの会員ランクに応じたブースターボーナスも存在します。
会員ランクは
- Silver:シルバー
- Gold:ゴールド
- Platinum:プラチナ
- Black Titanium:ブラックチタン
の4つに分かれており、一定期間以上ステーキングされた$SLEEPEEトークンの量に応じてランク付けされます。
獲得した$SLEEPEEトークンはアプリSLEEPEE内に保存され、アプリ内でのP2PやSleepeeStore、SleepTownで利用することができます。
アプリの残高(ノミナルバランス)をリアルな残高(リアライズドバランス)に変換するためには、KYCスロットの資格を得る必要があります。KYCスロットへの参加には、$SLEEPEEトークンのステーキングとそのリワード期間中のアンロックが必要です。
KYCスロットのロックを解除した後、アカウントを通じてSLEEPEEトークンを外部ウォレットアドレスに出金することができます。
外部ウォレットの出金には、2%の出金手数料がかかります。
まとめ
Sleep to Earnをコンセプトにしたプロダクト「Sleep Future」について解説してきました。
寝るだけでお金が稼げると聞くととても魅力的に感じます。
しかし、一方で時間が経つにつれ売り圧力に耐えることができるのかが今後、鍵かと思われます。
まだ始まっていないたいめ、仕様が分からない部分もあります。
初期ユーザーは恩恵を受けられる可能性もありますので今のうちにチェックしておくと良いでしょう。