分散型取引所Lighterは、テレグラムとの提携を通じて、アプリ内の無期限先物取引を開始したと公表しました。メッセージアプリ上でそのままデリバティブ市場にアクセスできるようになり、Telegramの金融機能の拡充が一段と進みました。
Introducing Perpetuals in Wallet in Telegram ⚡️
Go long or short in seconds — right inside Telegram.
50+ markets: Metals, Stocks, Oil & Crypto
Up to 50x leverage
Start from $1Powered by @Lighter_xyz pic.twitter.com/AhU5VH720f
— Wallet in Telegram (@wallet_tg) April 2, 2026
新機能では50超の市場を対象に、最大50倍のレバレッジ取引に対応します。対象資産は暗号資産に加え、商品、株式、石油まで広がっており、The Open Platformの同日夜の説明では、TON、BTC、ETH、RWA、トークン化株式のロング・ショートがTelegram内で扱えるとしています。最小取引額は低額から取引可能(例: 1ドル相当)で、Crypto Wallet経由の保管型の仕組みとして提供されます。
市場全体で無期限先物の存在感が高まっています。CryptoQuantのデータを引用した報道によると、2025年のperps取引高は前年比でほぼ3倍に拡大し、デリバティブ市場における存在感が高まりました。現物よりも資金効率が高く、上昇局面でも下落局面でもポジションを取りやすいことから、個人・プロを問わず利用が広がっています。こうした状況で、1億5000万人超とされるTelegram Walletの利用基盤にこの機能が加わる意義は大きいです。
Telegram Walletは2025年にも金融サービスの拡張を進めてきました。10月にはKrakenのxStocksと連携し、Telegram内でトークン化された米国株式の取引を始めたと報じられています。同じ時期には、Telegramミニアプリ上でBlumが最大100倍レバレッジの無期限先物を投入しており、Telegram経済圏で取引機能の競争が進んでいました。今回のLighter統合はその流れを踏まえつつ、Wallet本体にデリバティブ機能を直接組み込んだ点が際立ちます。
