自己保管型ネオフィナンスアプリのトリアは4月21日、アプトス上で動くフルオンチェーンのパーペチュアルDEX「デシベル」をアプリに統合し、50万人超の利用者がブリッジや別ウォレットなしでパーペチュアル先物を売買できるようにしました。取引、イールド運用、支払いを1つのアカウントで扱う同社の機能に、デリバティブ取引が加わりました。
The most transparent perp DEX is now inside the fastest-growing neofinance app.
Decibel x Tria is live.
Trade perpetual futures on @DecibelTrade - fully on-chain, built natively on @Aptos - directly from the Tria app.
No new wallet, no bridging, fully self-custodial, one tap. pic.twitter.com/EBk75PnYeT
— Tria (@useTria) April 21, 2026
今回の統合で、利用者はTriaアプリから直接Decibelの市場へアクセスできます。資産は自己保管のまま使え、クロスチェーンのブリッジも不要です。両社はDecibelのBuilder Codeを通じて、CLOB(中央指値注文簿)をTria内へ組み込みました。Triaがもともと備えていた売買、運用、決済の残高と地続きで先物取引に入れる点が、今回の変更で読者に最も関係する部分です。
Decibelが選ばれた理由は、注文の発注から約定、決済、リスク管理、清算までをチェーン上で処理する仕組みにあります。Decibelはアプトス・ラボがインキュベートしたプロジェクトで、自らを「最も透明性の高いパーペチュアルDEX」と位置付けています。トリア公式Xでも、取引や清算の流れをエクスプローラーで検証できる点を挙げたうえで、「テストネットでは1日100万件超の取引を処理し、CEXの速度とDEXの透明性を両立した」と紹介しました。
Decibelは2月26日にアプトスのメインネットで公開済みです。テストネットでは約100万件超の取引、約13万人の日次アクティブユーザー、約65万〜70万のユニークアカウントを記録しました。DefiLlama集計で22日時点の預かり資産は約4273万ドル、過去30日間のパーペチュアル取引高は約7億7300万ドル、24時間では約2250万ドル、累計では約17億4300万ドルに達しています。統合から間もない段階でも、単発の実験ではなく、すでに一定の出来高を持つ市場がTriaに入ったとみてよさそうです。
