Tria、カード利用によるポイントプログラム「Tria Points」シーズン 1を開始
Triaは、オンチェーンマネーの活用体験をさらに拡張する新たな仕組みとして、ポイントプログラム「Tria Points」を発表しました。
Triaはこれまで、セルフカストディ型の口座を通じて、グローバル決済や手数料の最適化、利回り獲得、クロスチェーンでの資産移動といったWeb3ならではの金融体験を日常利用へと落とし込んできました。今回のTria Pointsは、そうした日々の利用行動そのものにポイントという指標を与える取り組みです。
<Triaカードの詳細はこちら>
-

暗号資産の「Triaカード」とは?特徴や始め方、エアドロ情報についても徹底解説
Triaカードは、ウォレットに保有する暗号資産(クリプト)を使って、世界中のVISA加盟店で決済できる次世代型のデビットカードです。 Apple Pay・Google Payにも対応しており、スマート ...
続きを見る
Tria Pointsは、ユーザーのアプリ内アクションをXP(経験値)として蓄積するシンプルな仕組みです。以下のような行動が、XP獲得の対象となります。
Triaカードによる決済
カードのアップグレード
紹介リンクを通じた新規ユーザーの招待
これらの行動がそのままXPとして積み上がり、シーズン内でのレベルやティアに反映されます。複雑な条件や隠れたロジックはなく、実際の利用頻度や関与度がストレートに数値化される点が特徴です。

現在実施中のSeason 1は、2026年1月末までの開催が予定されており、この期間中に獲得したXPが最終的なランクおよび報酬配分を決定します。XPの成長速度は、利用するカードの種類によって異なり、以下のような倍率が設定されています。
バーチャルカード:2倍
プラスチックカード:3倍
メタルカード:4倍
カードをアップグレードすると、その時点から倍率が即座に反映され、XPの蓄積ペースも変化します。
また、紹介制度はシーズンを通じた進行を大きく左右する要素の一つです。自身のリンク経由で新規ユーザーが参加するとXPを獲得でき、さらにそのユーザーがカードを発行し、初回決済を行った場合には以下の特典が付与されます。
追加のXP付与
XP倍率が1倍上昇
紹介人数に上限は設けられておらず、コミュニティ拡大に貢献するユーザーほど、シーズン内で優位なポジションを築きやすい設計となっています。

レベルは全ユーザー共通でLevel 1からスタートし、XPの蓄積に応じて段階的に上昇します。Level 10以降は、トランプのデッキをモチーフにした上位ティアへと移行し、以下の階層が用意されています。
Jack’s Circle
Queen’s Guard
King’s Court
Ace Society
上位に進むほど、シーズン内での立ち位置は明確になり、特にAce SocietyはXP上位層のみが到達できる最上位ティアとされています。これらのティアは単なる称号ではなく、シーズン終了時の報酬配分に直結する重要な指標です。
アプリ内のダッシュボードでは、ユーザー自身の状況をリアルタイムで確認できます。
現在のXPとレベル
適用中の倍率
次のティアまでの進捗
リーダーボード上での順位
自身の利用状況と成長の関係が可視化されることで、継続的な利用を促す設計となっています。
Triaは、Season 1ではカード利用や紹介といった基本的な行動を重視していますが、今後のシーズンではトレード機能や利回り商品など、より幅広いオンチェーンアクティビティをXP獲得の対象に含めていく方針です。Tria Pointsは、オンチェーンマネーを単に保有するものではなく、使い続けることで価値が積み重なっていく存在として再定義する試みだと言えるでしょう。
Season 1はすでに始まっており、日々のアクション一つひとつが、そのまま次のランクへの積み上げとなります。Tria Pointsは、日常の決済体験に明確な指標と継続性をもたらす仕組みとして、今後の展開にも注目が集まりそうです。
参照:公式
