SHRAPNEL、中国初の海外Web3ゲームとして正式発表
米国発のAAA Web3ゲームSHRAPNELは、中国の公式RWAチェーン「可信版権鏈(Trusted Copyright Chain)」上で、海外ゲームとして初めてライセンス取得に合意したと発表しました。
セミナーには、SHRAPNELの開発・運営チームおよび出資者が参加し、主催である北京市出版版権協会の王野霏会長(元北京市委員会副部長)からは、「SHRAPNELがゲーム資産の発行・取引・権利保護・国際連携などにおいて重要な役割を果たすことを期待する」との歓迎の言葉が述べられました。
今回の提携により、SHRAPNELは中国国内でのゲーム内デジタル資産(キャラクター・アイテム等)の著作権認証を、Trusted Copyright Chainを通じて行い、これらの資産の合法的な発行・取引が可能となります。
SHRAPNELは中国市場で初めて公式にブロックチェーンゲーム資産を発行する海外ゲーム企業となりました。
また、eスポーツ領域においても、SHRAPNELはコレクティブルなデジタルアバターなどの派生資産を発行し、「デジタル著作権 + eスポーツ」エコシステムの構築を推進していくと発表されています。
さらに、人民日報傘下のデジタルコンテンツプラットフォーム「Lingjing People's Game Labs」との間で、中国国内におけるゲーム資産のミント、取引、ローカライズ運用に関する予備的合意も締結されました。
SHRAPNELを開発するNeonMachineのCEOであるケン・ロスマン氏は、「グローバルな可能性を大きく切り拓くものであり、分散型モデルがいかにして世界的な成長を促進できるかを示す強力な前例となります。」とコメントしています。
今回の取り組みは、中国が独自に構築した「デジタル著作権証明付きのブロックチェーン基盤」を活用し、初めて世界に向けてその仕組みを導入・展開するものです。
海外の高品質なコンテンツが中国市場にスムーズに入れるようになり、同時に中国の優れたデジタル文化を世界に発信する新たな取り組みとしても注目されるでしょう。
SHRAPNELと中国政府機関、民間パートナーとの連携は、Web3領域における国家規模のブロックチェーン戦略としても注目されており、今後の展開が大いに期待されます。
参照:公式