「魁 三国志大戦」のリリース直後は、プレイヤーの試行錯誤も多いタイミング。
そこで今回は、リリースから2日間の経過を待ち、環境がある程度落ち着いたタイミングで集計を実施しました。5月2日〜5月7日の期間における、120バトル分のマッチングデータをもとに、人気デッキの使用率を分析しています。
実戦でよく見かける編成をランキング形式でまとめていますので、現在の環境を把握したい方や、デッキ構築の参考にしたい方はぜひチェックしてみてください。
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実戦データから見る人気デッキ使用率ランキング
デッキ | 使用率 |
劉備デッキ | 38% |
低コストデッキ | 23% |
曹操デッキ | 13% |
関羽デッキ | 11% |
陸遜デッキ | 3% |
その他デッキ | 10% |
ランダムにマッチングした120のデッキを集計した結果、最も使用率が高かったのは「劉備デッキ」でした。
続いて、「低コストデッキ」が2位という結果に。
また、曹操デッキや関羽デッキは、上位プレイヤーに高い傾向が見られました。
全体を通して、計略の扱いやすさや攻守のバランスを考慮したデッキが選ばれている印象です。
劉備デッキの組み合わせデータ
編成の組み合わせ | 使用数 | |
周倉 | 廖化 | 7 |
周倉 | 伊籍 | 6 |
龐統 | 廖化 | 5 |
周倉 | 許靖 | 4 |
周倉 | 張松 | 4 |
伊籍 | 廖化 | 4 |
その他 | 16 |
「劉備デッキ」は、全体強化+回復による持久戦型の安定デッキとして人気を集めており、特に「周倉+許靖 or 伊籍 or 廖化」の組み合わせが最も使用率の高い傾向にあります。
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主軸となる劉備は、味方全体の武力を底上げする計略を持つリーダー格。その強化効果を活かすために、組み合わせる武将には火力枠の武将もしくは効果的なサポートスキルを持つ武将が多く選ばれています。
廖化は、1.5コスト以下の味方武将を強化する計略を持ち、劉備の全体強化と重ねることで、コストパフォーマンスの高いユニット群を一斉に底上げする構成が可能です。中〜終局の押し込みにおいて、数的優位と武力優位を両立させることができます。
低コストデッキの組み合わせデータ
編成の組み合わせ | 使用数 | |||
李典 | 傅巽 | 丁夫人 | 甄氏 | 2 |
徐氏 | 士燮 | 孫静 | 呉国太 | 2 |
1.5コスト以下の武将を中心に編成された「低コスト・デバフデッキ」は、速攻性とデバフによる戦線維持力を兼ね備えた“序中局特化型”の実戦的なデッキ構成として、特に中級〜上級者から人気の編成です。
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このタイプのデッキは、傅巽・張松・士燮・徐氏といった低コスト武将によるデバフ計略を駆使し、相手の武力や知力を下げて主導権を握るのが基本戦術です。
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さらに、甄氏や呉国太による舞計略型のバフや、廖化の強化バフを組み合わせることで、デバフだけでなく自軍の陣営強化にも対応。
各々の武将による計略の重ねがけで、低コストでありながら高効率な戦力増強が可能となっています。
曹操デッキの組み合わせデータ
編成の組み合わせ | 使用数 |
張春華 | 6 |
徐邈 | 3 |
臧覇 | 3 |
郭嘉 | 1 |
閻柔 | 1 |
李典 | 1 |
張既 | 1 |
曹操を中心に編成された「曹操デッキ」は、計略による味方強化と、妨害・伏兵を兼ね備えた、バランスの良いデッキとして高い人気を誇っています。
主軸となる曹操は、味方全体の武力を強化する計略を持っており、終盤の勝負どころで一気にラインを押し上げることができます。
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張春華の妨害計略(敵の武力低下)や、司馬懿の伏兵&強化計略との組み合わせることで、敵の攻め手を封じ、こちらの勝ち筋を補強する、極めて戦略性の高い構成となります。
デッキの構成としては、曹操と張春華を軸に、司馬懿や郭嘉などを登用で編成するパターンが王道です。
関羽デッキの組み合わせデータ
編成の組み合わせ | 使用数 |
龐統 | 9 |
廖化 | 1 |
周倉 | 1 |
張松 | 1 |
許靖 | 1 |
「関羽デッキ」は、高武力を活かした突破力の高さと、コスト2以上の武力強化の計略を兼ね備えた火力型の構成として、非常に高い評価を得ています。
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中でも、関羽を主軸に、趙雲・黄忠を登用する組み合わせは、現環境でも屈指の安定感と火力を誇る最強クラスの編成です。
主軸の関羽は、言うまでもなく圧倒的な武力と耐久力を持つ槍兵であり、そこに加わる趙雲は、俊敏な騎兵でありながら、瞬間的な突撃力の高さが際立ちます。
関羽と二枚騎兵体制を築くことで、敵の後衛を一気に崩し、一瞬で戦況をひっくり返すことも可能です。
陸遜デッキの組み合わせデータ
編成の組み合わせ | 使用数 | |
呂岱 | 傅巽 | 1 |
呂岱 | 呉国太 | 1 |
周倉 | 傅巽 | 2 |
「陸遜デッキ」は、広範囲攻撃による一掃力と、計略コンボによる爆発的な攻撃展開を特徴とした、呉らしい“火力偏重型”のデッキとして注目を集めています。
的確な計略の発動によって、敵陣を一気に崩す戦術が魅力で、特に中〜終盤にかけての集団戦で力を発揮します。
主軸となる陸遜は、高知力の弓兵であり、敵部隊に対して広範囲に火計を放つタイプの計略を持つことが多いです。その性質上、相手の武将が密集している状況で非常に強く、戦局を一気にひっくり返す爆発力を持っています。
デッキ構成としては、陸遜を軸に、敵の知力を下げる妨害系武将で火力をサポートする武将を組み合わせるパターンが一般的です。
孫堅デッキの組み合わせデータ
編成の組み合わせ | 使用数 |
程普 | 2 |
黄蓋 | 1 |
蒋欽 | 1 |
董襲 | 1 |
「孫堅デッキ」は、終局にかけて、高い突破力と爆発力を兼ね備えた“攻めに特化したアグレッシブな構成”として支持されています。
主軸となる孫堅は、高武力の騎兵であり、効果終了時に撤退するリスクを引き換えに、武力を大幅に上昇させる“ハイリスク・ハイリターン型”の強化計略が特徴です。
この計略の発動タイミングを見極めて突撃を仕掛けることで、一気に敵陣を崩壊させることが可能です。
この孫堅を軸に、デッキには爆発力やサポート力を補う武将が登用されます。たとえば、【太史慈】は高火力の弓兵で、後方からの援護射撃で敵の足並みを崩す役割として優秀です。
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また、【甘寧】や【孫策】のような前線での攻撃も合わせることで、突撃ルートを確保する役割を果たします。
孫堅デッキの最大の特徴は、終局における爆発的な攻撃展開と、計略コンボで勝負を決める“勝負勘”の重要性にあります。
まとめ
以上、実戦データをもとに集計した人気デッキ使用率ランキングをご紹介しました。
ランキング上位には、全体強化と耐久性を両立した劉備デッキや、バフ・デバフを自在に操る曹操デッキ、そして突破力に特化した関羽デッキなど、
それぞれ明確な戦術コンセプトを持つ構成が並びました。
また、低コスト・デバフ型の速攻デッキも高い使用率を記録しており、プレイヤーの戦略志向の多様化がうかがえます。
今後のアップデートや環境の変化によって、使用率は変動していく可能性がありますが、今回のデータは現時点におけるメタ環境を把握する上で参考していただけると幸いです。
デッキ選びに悩んでいる方は、ぜひ本ランキングを参考に、自分に合った戦い方を見つけてみてください。