OpenClaw開発者のPeter Steinberger氏のポストで、「仮想通貨の話題は一切認めない」とする方針が打ち出されました。

サーバー内では「No crypto mention whatsoever」と明記され、Bitcoinを技術的な例として挙げることも含め、仮想通貨に触れること自体が認められていません。
ここまで踏み込んだ背景には、1月下旬の出来事があります。OpenClawはもともと「ClawdBot」という名前で公開されていましたが、商標に関する指摘を受けて名称変更を迫られました。
その移行の合間に旧アカウントが一瞬だけ空き、そこを突かれる形で第三者に悪用されます。ほどなくしてSolana上に「$CLAWD」というトークンが現れ、数時間で時価総額は約1,600万ドル、日本円でおよそ24億円にまで膨らみました。
To all crypto folks:
Please stop pinging me, stop harassing me.
I will never do a coin.
Any project that lists me as coin owner is a SCAM.
No, I will not accept fees.
You are actively damanging the project.— Peter Steinberger 🦞 (@steipete) January 27, 2026
しかしSteinberger氏は同日、「I will never do a coin. Any project that lists me as coin owner is a SCAM.」と投稿し、自身がコインを出すことは決してないと断言しました。
その言葉を受け、トークンは急落し、価格は90%以上下落。時価総額は一時80万ドルを下回る水準まで縮みました。
それでも、騒ぎはすぐには収まりませんでした。仮想通貨に絡めた問い合わせや言及が続き、Steinberger氏は「stop harassing me」と呼びかけます。
静かに開発を続けたいという思いとは裏腹に、話題は思わぬ方向へ広がっていきました。
こうした流れの中で示されたのが、今回の方針です。Discordでは、仮想通貨の話題を持ち込まないことを明確にしています。
実際、2月21日には、あるユーザーがベンチマークの説明の中で「Bitcoin block heightを時計として使う」と触れただけでBANされました。
Steinberger氏は「We have strict server rules… No crypto mention whatsoever」と返信し、ルールに基づく対応であることを説明しています。後に、メールで連絡すれば復帰を検討すると伝えましたが、線引きそのものは変わっていません。
OpenClawは、ローカルで動くAIアシスタントとして急速に支持を広げ、GitHubでは2月23日時点でスター数22万件を超えています。
公開されている内容に仮想通貨の記述はありません。それでも、一度名前を利用されたことで、望まぬ形で市場の動きと結び付けられました。
