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Slashカード、USDC対応Visaカードを日本で発行開始

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スラッシュビジョン、アイキタス、オリエントコーポレーションは4月20日、ステーブルコインUSDCを決済原資として使えるVisaカード「Slash Card」の日本での発行を開始しました。利用者は、決済のたびにUSDCを円などの法定通貨へ換える手続きを挟まず、国内外のVisa加盟店で支払いに使えます。国内におけるステーブルコインの実需拡大につながる動きとして注目されます。

20日正午の共同発表後、まずは2025年6月から事前登録していたユーザー向けにβ版の案内が始まりました。一般申し込みは2026年8月ごろの開始を見込んでいます。

今回のカードでは、暗号資産の仕組みと既存のカードインフラを役割分担で組み合わせています。2023年設立のスラッシュビジョンがプログラムマネージャーとしてブランド提供、開発、運営を担い、アイキタスがカード発行、顧客管理、システム運営を担当。1954年創業で資本金1,500億円のオリエントコーポレーションは、VisaネットワークにつなぐBINスポンサーを務めます。

サービスは、利用者が自己管理型ウォレットを接続し、USDCをチャージしてカード残高を管理する仕組みです。MetaMaskやPhantomに対応し、ソラナ、イーサリアム、ポリゴンなど複数チェーン上のUSDCを利用できます。加盟店側には法定通貨で支払われるため、暗号資産を受け取るための準備は不要です。

プロジェクトは非カストディ型(資産の管理権限を利用者が持つ方式)を掲げており、これまでの説明では、決済が確定するまで資産の管理権限は利用者に残るとしてきました。自己管理とカード決済を両立させる仕組みといえます。公式Xでも「ステーブルコインを『そのまま使う』時代へ」と発信し、「法定通貨への交換は、もう不要です」と案内しました。

料金は物理カードとバーチャルカードで異なります。公式サイトによると、物理カードの発行手数料はβ期間の限定価格で35USDC、通常は70USDC、バーチャルカードは20USDCです。年会費は初年度無料で、2年目以降は20USDC。申し込みは18歳以上の日本在住者が対象で、本人確認を経て利用を開始します。

3社は2025年2月に提携を公表し、当初はUSDCを担保にしたBNPL(後払い)型カードとして準備を進めていました。今回の発行開始では、USDCを決済原資として使い、都度法定通貨へ交換する手続きを不要にする日常利用の設計がより明確になりました。

日本ではステーブルコインの制度整備が進む一方、保有したまま実店舗やネットのカード決済に接続できる手段は限られていました。スラッシュビジョンは、MetaMaskやPhantom、Visa、オリコ、アイキタスといった既存の企業・サービスをつなぎ、USDCの利用場面拡大を目指しています。

現在の発行対象は事前登録者で、物理カードとバーチャルカードの案内が順次進められています。一般申し込みの受け付けは2026年8月ごろに始まる予定です。

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gemefi.town編集部

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