イーサリアム財団(Ethereum Foundation)は3月14日、米暗号資産企業BitMine Immersion Technologiesに対し、5,000ETHを店頭取引(OTC)で売却したと発表しました。平均価格は1ETHあたり2,042.96ドルで、取引総額は約1,020万ドルとなります。財団が公式Xで取引内容を公表しました。
0/ Today, the Ethereum Foundation finalized the terms of a 5,000 ETH sale at an average price of $2,042.96 via OTC.
For this sale, our OTC counterparty was @BitMNR.
— Ethereum Foundation (@ethereumfndn) March 14, 2026
売却先となったBitMine Immersion Technologiesは、ウォール街のストラテジストとして知られるトム・リー氏が率いる企業です。暗号資産の保有戦略を進めており、イーサリアムを大量に保有する企業として知られています。
財団によると、売却で得た資金はプロトコルの研究開発、エコシステム拡大、コミュニティ助成金などの活動費に充てられます。イーサリアム財団は、長期的な運営資金を確保するため、保有する暗号資産の一部を定期的に売却して資金化してきました。
今回の取引について財団は、資金管理の方針に沿った対応だと説明しています。年間の支出を保有資産価値の15%以内に抑えるという内部ルールがあり、運営資金の余力を確保するための措置だとしています。
一方、買い手となったBitMine Immersion Technologiesはイーサリアムの積み増しを続けています。同社は現在、およそ453万ETHを保有しているとされ、公開企業の中でも最大級の保有量です。
足元では、企業による暗号資産の長期保有を掲げる動きが広がりつつあります。今後も企業によるイーサリアム保有の動きが、市場参加者の関心を集めそうです。
