テザーは2026年10月7日、カザフスタン国立銀行、アラタウ市当局との3者で覚書を締結したと発表した。3者は、カザフスタンのデジタル金融分野でテンゲ連動ステーブルコインの構想とパイロット提案を作成し、資産トークン化や分散型金融の機会を検討する。

テンゲ連動ステーブルコインでは、3者が国際的な発行モデルを共同で調べ、想定される用途を整理する。資産トークン化では、カザフスタンで使う制度面の整理、優先する資産区分の特定、概念モデルづくり、アラタウ市の管轄内でのパイロット実施を検討する。テザーのトークン化基盤「ハドロン」は利用の可能性として挙がっている。
3者は、カザフスタン国立銀行の担当者や関係政府機関を対象に、国際的なステーブルコイン市場、発行と準備資産管理の仕組み、分散型台帳技術を使った実物資産トークン化を扱う研修やセミナーも行う。
カザフスタン国立銀行のビヌル・ジャレノフ副総裁は、トークン化パイロットの一環としてステーブルコイン発行と実物資産トークン化の国際事例を詳しく調べる考えを示し、金融の安定、取引の透明性、投資家保護を最優先にするとした。
参照:tether

