ポリゴン・ラボは2026年10月7日、事業者向け決済基盤「ポリゴン・オープン・マネー・スタック(OMS)」でトロン対応を始めた。送金会社やフィンテック、決済事業者は、トロン上のUSDT(TRC-20)を銀行振込、カード、現金、暗号資産での入金・払い出しに接続し、顧客の入金アドレス、ウォレット、チェーン間移動、法定通貨への換金を同じ導線で扱える。

OMSで新たに使える機能は、顧客ごとに継続利用できるトロン入金アドレス、カストディアル型または組み込み型ウォレットでのUSDT保管、法定通貨とUSDT(TRC-20)の相互変換、トロン・ポリゴン・主要対応チェーン間でのUSDTルーティング、銀行口座・カード・現金受取拠点・ウォレットへの払い出しとなる。事業者は必要な機能だけを組み込むことも、入金から払い出しまでをOMS上でまとめて運用することもできる。
ポリゴン・トレイルズは、USDTや対応資産をトロンとイーサリアム仮想マシン(EVM)対応チェーンの間で単一取引として移動させる。
トロン上では940億ドル超のUSDTが流通しており、ポリゴンは全チェーンのUSDT供給量の半分超に当たると説明している。
今回の対応により、事業者はウォレット、法定通貨の入出金、チェーン間ルーティング、払い出しの契約やAPIを個別に組み合わせる負担を抑えながら、トロン上のUSDTを既存の利用者導線に残したまま決済商品へ組み込める。OMSは既存のウォレット、コンプライアンス事業者、台帳を維持したまま一部機能だけを接続する使い方にも対応し、トロンはポリゴンOMSの対応チェーンに加わった。
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