CRYLは7月9日、ビットコインを売却せずに日本円を借りられる国内向けの担保ローンの提供を始めました。融資額は100万円から10億円で、保有資産を手放さずに資金を確保したい国内のビットコイン保有者にとって新たな選択肢になります。
このサービスは、J-CAMグループの子会社であるCRYLが貸金業登録のもとで提供します。対象は主に国内のビットコイン保有者で、相場変動を見込みながら資産を持ち続けたい需要を取り込む狙いがあります。
商品設計では、ビットコインを担保として差し入れ、評価額に応じて一定割合まで借り入れできる仕組みを採ります。金利は年率3.5〜7.0%、掛目は40〜60%に設定されており、個人のまとまった資金需要から大口案件まで対応できる水準です。
ポイントは、ビットコインを売らずに円資金を確保できる点です。価格上昇を期待して保有を続けたい投資家でも、必要な資金を調達しやすくなります。最大10億円まで借りられるため、大口保有者や大きな資金需要にも対応しやすい設計です。
今後は、実際の審査実績や利用件数に加え、金利がどの条件で変動するのか、追加担保や清算の運用がどこまで明確に示されるのかが焦点になります。類似サービスとの差別化が進むかどうかも、普及を左右しそうです。
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