オーダーブック方式と高い流動性を武器に、分散型デリバティブ取引所のなかで存在感を高めている Hyperliquid(ハイパーリキッド)。CEX(中央集権型取引所)に近い操作感を保ちながら、取引情報をオンチェーンで処理する仕組みが、トレーダーの注目を集めています。
この記事では、Hyperliquid の概要や特徴、使い方・入金方法から、永久先物(Perps)取引、Vault(HLP)を使った利回り獲得、HYPE ステーキング、エアドロップの情報を基に整理しました。
これから使ってみたい初心者から、利回りやポイント獲得を狙う中級者まで、基礎から実践まで順を追って確認できる構成です。
PerpDEX「Hyperliquid (ハイパーリキッド)」とは?
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| 項目 | 概要 |
| 取扱通貨 | 369 *coingecko (2026年5月) |
| 運営方式 | DEX(分散型取引所) |
| TVL(預り資産総額) | 約51.6億ドル *Dashboard (2026年5月) |
| 取引高(24時間) | 88億ドル *Dashboard (2026年5月) |
| 取引種類 | 現物取引 先物取引 |
| 注文方式 | オーダーブック方式(板形式) |
| 取引手数料 | 現物:テイカー0.07% / メイカー0.04% 先物:テイカー0.045% / メイカー0.015% |
| レバレッズ最大倍率 | BTC=40倍 / ETH=25倍 / HYPE=10倍 |
| 最大TPS | 20万件/秒 |
| ブロック時間 | 0.07秒 |
| 対応ウォレット | メタマスク、OKX、ファントム など |
| 対応チェーン | ETH、BNB、ARB、SOL |
| 日本語対応 | × |
参考元:Document、Hyper Foundation、hyperscreener
Hyperliquid (ハイパーリキッド)は、高速な取引体験とオンチェーン化を両立させた次世代型の分散型取引所(DEX)です。
従来のDEXが採用してきた自動マーケットメイカー(AMM)方式ではなく、オーダーブック方式(板取引)を採用している点が最大の特徴で、中央集権型取引所(CEX)のようなスピード感と高い流動性を実現しています。
現在、永久(パーペチャル)契約を中心としたデリバティブ取引に加えて現物取引にも対応しており、最大40倍で取引することができます。
中央集権型取引所の利便性と、分散型取引所の安全性を兼ね備えた“ハイブリッドDEX”として、今後の発展が注目されています。
Hyperliquidの招待コード限定特典や入力方法についてこちらで解説しています。
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Hyperliquid (ハイパーリキッド)の手数料
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Hyperliquidは、スポット(現物)・先物ともに業界最安水準の手数料体系を採用しており、コストを抑えて取引したいトレーダーにとって非常に魅力的なプラットフォームです。
| 取引所 | 現物取引手数料 (メイカー / テイカー) | 先物取引手数料 (メイカー / テイカー) |
|---|---|---|
| Hyperliquid | 0.040% / 0.070% | 0.015% / 0.045% |
| Binance | 0.10% / 0.10% | 0.02% / 0.05% |
| Bybit | 0.10% / 0.10% | 0.01% / 0.055% |
| Bitget | 0.10% / 0.10% | 0.02% / 0.06% |
- 現物取引:メイカー0.040% / テイカー0.070%
先物取引:メイカー0.015% / テイカー0.045%
特に、先物取引手数料はメイカー0.015%、テイカー0.045%と比較して圧倒的な低コストです。
この基準手数料に加えて、Hyperliquid には取引量に応じたティア制度があり、一定のボリュームを超えると手数料がさらに下がります。
Hyperliquid (ハイパーリキッド)の特徴
Hyperliquid (ハイパーリキッド)は、CEX(中央集権型取引所)に匹敵する操作性と流動性を備えた分散型デリバティブ取引所(DEX)です。
従来のDEXが抱えていた「取引の遅延」「スリッページ」「流動性不足」といった課題を解消し、高速・低コスト・安全性を兼ね備えたDEXとして注目を集めています。
ここでは、そんなHyperliquidが支持を集める理由と、他のDEXにはない主なメリットや手数料体系を紹介します。
オンチェーン・オーダーブック方式

Hyperliquid は、分散型取引所でありながらオンチェーン・オーダーブック方式をとっています。
注文情報や取引履歴をブロックチェーン上で処理・記録する仕組みで、取引の透明性と検証可能性を保ちつつ、CEX のようなリアルタイムの板取引を可能にしています。
AMM 型 DEX では価格がプールのアルゴリズムに左右されますが、板取引では市場の需給バランスで価格が決まります。
そのため、より実勢に近い価格形成が期待でき、流動性の高い銘柄ではスリッページ(想定価格とのズレ)も抑えやすくなります。
CEX並みの使いやすさ

Hyperliquid (ハイパーリキッド)は、ユーザー体験(UX)に徹底的にこだわっています。
ウォレットを接続すれば、わずか数クリックで入金・注文・決済まで完了でき、中央集権型取引所(CEX)と同等の操作性を実現しています。
取引画面にはチャート分析ツールや板情報がリアルタイムで表示され、Bybit などの CEX に近い感覚で売買できます。
収益の大部分をトークンバイバックに充当

Hyperliquid の特徴的な仕組みのひとつが、プラットフォームで生じた手数料収益の大部分を HYPE トークンの買い戻し(バイバック)に充てている点です。
手数料収益の約97〜99%が HYPE の買い戻しに回されています。

実際に、2025年11月時点でHyperliquidが得た累計収益は 6.32億ドル($632.60M) に達しており、そのうち 約6.07億ドル($607.26M) がHYPEトークンの買い戻しに使用されています。
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Hyperliquid (ハイパーリキッド)の始め方・入金方法
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Hyperliquidを利用するには、まずウォレットを接続し、取引用のステーブルコイン(USDTまたはUSDC)を入金する必要があります。
中央集権型取引所(CEX)とは異なり、Hyperliquidはセルフカストディ型(自己保管型)DEXのため、ユーザー自身のウォレットを通じて資金を管理します。
ここでは、初めての方でも迷わず始められるように、アカウント接続から入金、取引を開始するまでの基本手順をわかりやすく解説します。
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step
1ウォレットを接続する

はじめに公式サイトへいき、ウォレットを接続していきましょう。
当メディア限定の特典として、紹介コード『GAMEFITOWN』を利用すると、最初の2,500万ドル分の取引量まで手数料4%割引になります。
取引コストを抑えながらトレードできるため、これから始める方におすすめの特典です。
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ウォレットの接続には、メールアドレス、メタマスク、その他(OKXウォレットなど)を使用できます。
使いたいウォレットを選び、「接続」をタップします。

「接続」をタップします。

リファラルコードの特典として、手数料4%割引の特典を確認しましょう。

利用規約にチェックし、同意しましょう。

最後に、ウォレットの接続を承認していきます。
リクエストを送信をタップし、メタマスク上に表示された署名要求に承認すれば完了です。
step
2暗号資産を入金する

つぎに、暗号資産を入金していきます。
「Enable Trading」をタップします。

USDC、USDT、BTC、ETH、SOLなどで入金することができます。
主に、USDC(ARBチェーン)での入金がおすすめです。
USDCを選択し、送金する数量を設定します。

ポートフォリオの項目から、総資産残高に入金額が反映されます。
Hyperliquid (ハイパーリキッド)使い方・取引方法
Hyperliquidでは、USDCを担保とした永久契約(Perpetual)取引を中心に、プロトレーダー向けの高機能な取引環境が整っています。
板取引(オーダーブック)方式を採用しており、CEXのような直感的な操作感で売買が可能です。
ここでは、基本的な注文方法から、利益確定・損切り設定、清算ロジックの仕組みまで解説します。
デリバティブ(先物)取引の仕方について

Hyperliquidでは、USDCを担保とした永久契約(パーペチャル)取引を行えます。
最大レバレッジは銘柄によって異なり、2026年6月時点では BTC が最大40倍、ETH が最大25倍、HYPE が10倍です。銘柄によりおおむね3〜40倍の範囲に分かれています。
維持証拠金は「最大レバレッジ時の当初証拠金の半分」というシンプルなルールで決まり、例えば最大20倍の資産では維持証拠金は 2.5% となります。
この維持証拠金は、資産ごとに 1.25%(40倍)〜16.7%(3倍) の範囲で変動します。
口座残高が維持証拠金を下回ると清算が発動します。まずは成行注文でポジションを決済する「通常清算」が行われ、全額または一部が決済されて維持証拠金を満たせば残高は維持されます。
Hyperliquidでは豊富な注文タイプが利用可能す。
成行注文:即時約定
指値注文:指定価格で約定
現物(スポット)取引の仕方について

Hyperliquidで現物(スポット)取引をするには、先物ウォレットにある資金を現物ウォレットに資金を送る必要があります。
ポートフォリオから、「Perps ⇆ Spot Transfer」をクリックします。

資金を移動する数量を設定し、手続きを完了すれば完了です。

Hyperliquidのスポット取引では、取引したい通貨ペアを選択し、成行注文または指値注文でシンプルに売買が行えます
メイカーが0.040%、テイカーが0.070%と、分散型取引所としては比較的低コストに設定されています。
Hyperliquid の資産運用|Vault(HLP)とステーキング
Hyperliquidには「Hyperliquidity Provider(HLP)」と呼ばれる独自のVault機能が用意されています。
ユーザーはUSDCを預け入れることで金庫の利益(または損失)に連動したリターンを受け取れる点が特徴です。
ここでは実際に、VaultにUSDCを預け入れる手順をステップごとに解説します。
*HLPはアクティブな取引戦略によって運用されるため、過去のパフォーマンスは将来の利益を保証せず、元本割れのリスクも存在します。さらに出金には4日間のロックアップ期間が設けられており、すぐに資金を引き出すことはできません。
Vault(HLP)での利回りの仕組み
Hyperliquid の Vault「HLP(Hyperliquidity Provider)」は、プロトコルが行うマーケットメイクや清算業務で生じた損益を、預入者の持分割合に応じて分配する仕組みです。
ユーザーが USDC を預け入れると、その持分割合に応じて、Vault 全体の純増益(または損失)の一部を受け取ります。
たとえば、Vault 全体の10%を保有している場合、その期間に Vault が生んだ純増益の10%が自分の取り分になります(持分割合 × 純増益)。逆に Vault が損失を出した期間は、その割合に応じて持分の評価額が下がります。
Vault に資金を預け入れる手順
step
1Vaultを選択する

画面から「Vaults」の項目を選びます。
各 Vault の APR(想定年利)や TVL を確認し、預け入れる Vault を選びます。
表示される数値は変動する点に注意しましょう。
step
2Vaultアカウントに資金を入金する

これまでの運用を履歴を確認し、「Deposit」をクリックし入金していきます。

入金する数量を設定し、Depositすれば完了です。
HYPE ステーキング|Vault との違いと手数料割引
ステーキングするとティアが決まり、最大40%の手数料割引が受けられます。
| ティア | ステーキング量の目安 | 手数料割引 |
|---|---|---|
| Wood | 10 HYPE超 | 5% |
| Bronze | 100 HYPE超 | 10% |
| Silver | 1,000 HYPE超 | 15% |
| Gold | 10,000 HYPE超 | 20% |
| Platinum | 100,000 HYPE超 | 30% |
| Diamond | 500,000 HYPE超 | 40% |
注意したいのは、HYPE ステーキングのアンボンディング(アンステーク後に引き出せるまでの待機期間)は7日である点です。
これは HLP Vault の「4日間ロックアップ」とは別の概念なので、混同しないようにしましょう。
HYPE エアドロップ・ポイント獲得戦略
Hyperliquid は、2024年11月29日にトークン生成イベント(TGE)として大規模なジェネシス配布を実施しました。約3.1億 HYPE(総供給10億枚の約31%)が早期ユーザーに配られ、約9万人以上が受領しています。VC への配分がゼロだった点も特徴です。
供給内訳を見ると、将来排出・コミュニティ報酬向けが約38.89%、ジェネシス配布が約31.00%、コアコントリビューターが約23.80%、Hyper Foundation 予算が約6.00%などとなっています。
過去のエアドロップでは、「Hyperliquid 上でどれだけ活動・貢献したか」が主な評価基準になりました。具体的には、次のような関わり方がポイント獲得につながると見られています。
- 取引(トレーディング):永久先物・現物の取引を行う。取引量が多いほど評価されやすい傾向。
- 流動性の提供(HLP Vault):HLP に USDC を預け入れ、プラットフォームに流動性を提供する。
- エコシステムへの参加:Hyperliquid チェーン上の他プロトコルを利用する。
ただし、エアドロップを目的化するのではなく、ポイント獲得は「今後の報酬機会につながりうるもの」と捉え、無理のない範囲で利用するのが健全な向き合い方です。
Hyperliquid (ハイパーリキッド)の注意点とリスク
Hyperliquid は革新的な分散型デリバティブ取引所として注目を集めていますが、利用にあたってはいくつかの注意点があります。
以下のポイントを理解したうえで、安全に利用しましょう。
DEX特有の資産管理リスク(自己管理)
Hyperliquid は中央管理者のいない DEX のため、資産の保管や秘密鍵の管理はすべてユーザー自身が行います。ウォレットのパスフレーズ(シードフレーズ)を紛失すると資産の復旧はできず、CEX のようなカスタマーサポートに頼ることもできません。
対策としては、シードフレーズをオフラインで安全に保管すること、そしてフィッシング対策を徹底することが挙げられます。偽サイトや偽アプリが出回ることもあるため、アクセスする URL が正規のものか、ウォレットの接続先が正しいかを毎回確認する習慣をつけておくと安心です。
レバレッジ取引に伴う強制清算リスク
永久先物では高いレバレッジ(BTC最大40倍・ETH最大25倍など)が使えるため、急な価格変動で強制清算が起きやすくなります。レバレッジを上げすぎると、わずかな値動きでも証拠金が不足し、短時間でポジションが清算される可能性があります。
軽減策はシンプルで、レバレッジ倍率を抑えること、そして証拠金に余裕を持たせることです。市場急変時には清算が連鎖する場合もあるため、許容できる損失額をあらかじめ決めておき、ストップ注文などのリスク管理ツールを併用するとよいでしょう。
規制外のDEXであることによるリスク
Hyperliquidは、透明性が高い一方で、運営企業が金融ライセンスを取得しているわけではなく、規制外のDEXとして運営されています。
そのため、盗難・不正アクセス・運営トラブルが発生した場合でも、法的な補償や救済措置はありません。
Vault運用で必ず儲かるわけではない
HLP Vault は利回りが魅力ですが、アクティブな運用を行うため元本は保証されません。市場状況によっては預けた資金が減ることもあり、損失が出ても補償はありません。さらに4日間のロックアップがあるため、すぐに資金を動かせない点もリスクです。
対策としては、まずは少額・余剰資金で始め、仕組みを理解してから金額を調整することです。Vault は「マーケットメイク+デリバティブ取引」を組み合わせた運用であることを踏まえ、資金の一部または全額を失う可能性があると理解したうえで利用しましょう。
Hyperliquid の税務・損益計算(日本居住者向け)
日本に居住している場合、暗号資産取引で得た利益の税務上の扱いも押さえておきたいポイントです。
国税庁の取り扱いでは、暗号資産の売却や使用によって生じた利益は、原則として「雑所得」に区分され、総合課税の対象になります。雑所得は給与など他の所得と合算され、累進税率(所得税5〜45%+住民税10%)が適用されるため、所得が大きいほど税率も上がります。
Hyperliquid に関するよくある質問(FAQ)
Q1. 日本語に対応していますか?
公式アプリの UI は基本的に英語中心です。ただし、cryptact や CoinPost など日本語の解説記事は豊富にあるため、操作の理解に困ることは少ないでしょう。公式アプリ自体の日本語ローカライズ有無は要確認です。
Q2. 最低入金額はいくらですか?
少額(数 USDC〜、目安5 USDC 程度)から可能とされています。正確な額は変動しうるため、公式でご確認ください。
Q3. Vault の出金にロックはありますか?
あります。HLP Vault は預入から4日間のロックアップ期間が設けられており、その間は出金できません。
Q4. 対応ウォレットは何ですか?
MetaMask・Phantom・Rabby などの EVM 対応ウォレットに対応しています。メールアドレスやソーシャルログインでの接続も可能です。
Q5. 最大レバレッジは何倍ですか?
2026年6月時点で、BTC が最大40倍、ETH が最大25倍、HYPE が10倍です。銘柄によりおおむね3〜40倍に分かれています。「最大50倍」は過去の情報で、現在は引き下げられています。
Q6. 手数料を下げる方法はありますか?
取引量に応じたティア制度に加え、HYPE ステーキング(最大40%割引)、紹介コードによる4%割引、メイカー運用などを組み合わせることで、実効手数料を下げられます。
Q7. 招待コードの特典は何ですか?
紹介コード GAMEFITOWN を利用すると、最初の2,500万ドル($25M)分の取引量まで手数料が4%割引になります。
Q8. スマホでも使えますか?
ブラウザやモバイル環境からアクセスできます。詳しい対応状況は公式でご確認ください。
Q9. HYPE はどこで買えますか?
Hyperliquid の現物取引で購入できます。価格は変動するため、購入時はレートを確認しましょう。
まとめ
Hyperliquid は、低コスト・高流動性・オンチェーンの透明性を強みとする、オンチェーン・オーダーブック方式の PerpDEX です。USDC を担保とした永久先物取引を中心に、Vault(HLP)による利回り獲得、HYPE ステーキングによる手数料割引、エアドロップに向けたポイント獲得など、トレード以外の使い道も用意されています。
一方で、資産の自己管理やレバレッジ清算、規制外であること、Vault の元本リスクなど、理解しておくべき注意点もあります。仕組みと前例を踏まえ、公式情報を確認しながら、安全なウォレット操作と余剰資金での運用を心がけることで、Hyperliquid の特徴を活かしやすくなります。本記事は情報提供を目的としたものであり、投資を推奨するものではありません。最終的な判断はご自身の責任で行ってください。

