Siiibo証券は2026年7月13日付で、商号を「株式会社メタプラネット証券」へ変更する予定です。社名変更は同日に開催される臨時株主総会での定款変更承認を前提としており、メタプラネットグループ参画後の金融商品開発を本格化させる動きとして注目されます。

Siiibo証券は第一種金融商品取引業者として、社債を中心とする証券プラットフォームを運営してきました。
メタプラネットは6月12日、Siiibo証券の全株式取得と完全子会社化を発表しており、取得価額は合計2,100百万円です。同社はこの買収を、ビットコインを中核とする金融プラットフォーム構想「Project Nova」を具体化する初の本格的なM&A案件と位置づけています。
Siiibo証券はこれまで、ベンチャーデット領域を中心に40社・100銘柄以上の社債発行支援実績を持つオンライン証券プラットフォームを展開してきました。メタプラネット側にとっては、第一種金融商品取引業の登録、社債商品の組成・販売機能、既存顧客基盤をグループ内に取り込む意味があります。
メタプラネットは2026年5月末時点で40,177BTCを保有し、保有純資産は4,576億円に達しています。同社はこのBTCトレジャリー戦略を軸に、BTC連動型金融商品、私募債商品、セキュリティトークン(ST)などのデジタル金融商品の組成・販売を段階的に検討する方針です。
Siiibo証券の商号変更後は、従来の社債プラットフォームに加え、BTC関連資産やメタプラネットグループの信用力を活用したインカムゲイン型商品の開発が焦点になります。特に、メタプラネットの約25万人の株主基盤とSiiibo証券の既存投資家基盤をどう接続するかが、今後の成長シナリオを左右しそうです。
