SBIホールディングスは2026年10月1日、暗号資産取引所「ビットバンク」を運営するビットバンクの完全子会社化を終え、国内の暗号資産交換業で顧客基盤と預り資産を広げる一手を打った。
ビットバンクは同日、MIXIとセレスが保有する株式を自己株式として取得し、6月25日に合意していた一連の取引が完了した。株式取得と増資引受を合わせた取得価額の合計は467億円とされた。

新体制では、ビットバンクの代表取締役社長兼最高経営責任者を廣末紀之氏が引き続き務める。SBIグループで暗号資産交換業を手がけるSBI VCトレードの代表取締役社長、近藤智彦氏がビットバンクの取締役に就き、廣末氏はSBI VCトレードの社外取締役に就任する予定となる。
SBIホールディングスは6月時点で、SBI VCトレードとビットバンクを合わせた預り資産を約1.1兆円、口座数を約292万と試算していた。今回完了したのはビットバンクの資本関係の変更であり、SBI VCトレードとの即時合併や口座移管を伴うものではない。
取引完了に伴う「ビットバンク」のサービスへの影響はなく、利用者はこれまでどおり取引や入出金などのサービスを利用できる。SBIグループは今後、自社の金融機能や顧客基盤をビットバンクの暗号資産交換業とどう結び、両社のサービス運営や商品展開へ反映するかを詰める。
参照:bitbank

