News 暗号資産

DeFiアーベ、SOL上で稼働開始|ソラナ財団が初のUSDT貸付

当サイトにはPRリンクを含む場合があります。

分散型金融(DeFi)の大手アーベのガバナンストークンAAVEが2026年4月27日、サンライズ・ディーファイ経由でソラナ上で動き始めました。2日前には、ソラナ財団がKelpDAO悪用事件後の回復支援として、トレジャリーのUSDT(米ドル連動型ステーブルコイン)をAaveへ初めて貸し出すと表明しており、チェーン間の競争よりもエコシステム全体の健全性を優先する「DeFi United」の具体例として注目を集めています。アーベはすでにイーサリアム、ポリゴン、アバランチ、アービトラムなどでV3を稼働させており、今回のソラナ対応でマルチチェーン戦略の動きが一段と鮮明になりました。

ソラナ公式アカウントは27日、「BREAKING: $AAVE from @aave is now live on Solana via @sunrisedefi」と投稿し、AAVEのソラナ対応開始を告知しました。投稿ではAaveをnon-custodial liquidity protocol(資産を自己管理できる流動性プロトコル)と説明し、トークンの検証先も案内しています。Aaveの創業者兼CEO、スタニ・クレチョフ氏も同日、「$AAVE is now live on Solana.」と書き込み、Aave側も稼働を確認しました。

AAVEはローンチ当日から、ジュピター・エクスチェンジでの交換、ファントムとソルフレアなど主要なソラナ対応ウォレットでの表示・保管、ソラナ対応トラッカーでの価格追跡、タイタン・エクスチェンジでの取り扱いに対応しました。サンライズ・ディーファイは他チェーンからソラナへの移管と流動性を担い、正式な基準アドレスは「AavE1kKKnesPw4MuRJmJ9jZs9QzEE8CPxQ3ViczUDfc1」とされています。国内の利用者にとっても、これまでイーサリアム系で扱う場面が多かったAAVEを、ソラナ系ウォレットとDEXアグリゲーターでそのまま扱えるようになった意味は小さくありません。

ソラナ財団のLily Liu氏は25日、発表で支援の意図を踏み込んで明かしました。Liu氏は、財団のトレジャリーをSolana DeFiに配分してきたことや、過去のDeFi回復支援例に触れつつ、こういう時こそより広いエコシステムのために動くことが重要だとして、今回、Aaveの回復支援のために初めてUSDTを貸し出し、今週末にはAAVEをSolanaに持ち込むと述べました。

4月18日前後には、約2.92億ドル規模とされるKelpDAOのブリッジ悪用をきっかけに、裏付けのないrsETHがAaveのイーサリアム市場で担保として使われ、b回収不能債務と引き出しの連鎖を招きました。AaveはDeFi各社と復旧対応を進めていましたが、今回のソラナ側の支援は、その混乱直後に出た協調行動です。競争関係にあるチェーン同士でも、流動性危機が起きた場面では横断的に支える姿勢が表に出た格好です。

サンライズ経由のAAVE移管窓口はすでに公開されており、27日以降は他チェーンのAAVE保有者がソラナへ資産を移し、ジュピター・エクスチェンジ、ファントム、ソルフレア、OKX Wallet、バードアイ、タイタン・エクスチェンジを通じて受け取りや交換を進める流れになります。ソラナ側のAAVE市場は、正式アドレス「AavE1kKKnesPw4MuRJmJ9jZs9QzEE8CPxQ3ViczUDfc1」を基準に立ち上がりました。

  • この記事を書いた人

gemefi.town編集部

gamefi.townは、ブロックチェーンゲームと暗号資産・Web3領域を専門に扱うメディアです。最新のトレンドや注目トピックをリアルタイムで発信しています。実際の体験や一次情報の精査をもとに分かりやすく解説。公式Xでは最新ニュースをリアルタイムで発信中です。ぜひフォローして最新情報をご確認ください。

-News, 暗号資産