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イーサリアム、「The Merge」以来最大のアップデートへ|ヴィタリック・ブテリン氏が「Lean Ethereum」構想

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イーサリアム共同創設者のヴィタリック・ブテリン氏は2026年7月4日、イーサリアムを「The Merge」以来となる第三の主要段階へ進める「Lean Ethereum」計画を示しました。3〜4年かけて主要プロトコル部品の大半を置き換える構想で、暗号技術、合意形成、状態管理、クライアント構造まで広く見直します。

Lean Ethereum構想の3〜4年計画、recursive STARKs、量子耐性、state再設計を整理した解説画像

この計画は単発のアップグレードではなく、3〜4年にわたって順次実装する改善群として位置づけられています。ブテリン氏は、The Mergeが第二の主要な転換だったのと同じ意味で、Lean Ethereumが第三の主要な転換になると説明し、変更範囲の広さを強調しました。

中核にあるのは、recursive STARKs(証明を圧縮して検証しやすくする暗号証明)をプロトコルの中核要素として扱う方針です。量子コンピューターに弱い暗号は量子耐性のある方式へ移し、合意形成ではデータの利用可能性とfinality(取引が覆りにくくなる確定性)を切り分け、1〜2ラウンドでfinalityに進む設計が想定されています。

利用者やアプリ開発者にとっての焦点は、プロトコルを大きく入れ替えながらも、稼働中のアプリへの混乱をできるだけ小さく抑える点です。ブテリン氏は、プライバシーを後付けではなく最初から重視する目標として置き、設計段階から組み込む方針を示しました。

最も大きな変化が見込まれるのは、state(アカウント残高やスマートコントラクトの保存データ)の扱いです。ブテリン氏はこの領域を最も大きく変わる部分と位置づけ、2030年ごろの目安としてdynamic state 2TB、scalable state 100TBという規模感に触れました。イーサリアムが長期的なデータ肥大化にどう向き合うかが、今後の重要な論点になります。

今後のフォークでは、H-star(Hegota)がLean Ethereum以前のテーマを扱う最後のフォークになる見通しです。その後のフォークでは、recursive STARKs、量子耐性、合意形成、状態管理、client architecture(ノードソフトウェアの構造)の変更が段階的に前面へ出ます。次の焦点は、Lean Ethereumに沿った各フォークにどの改善が入るかを具体化することです。

参照:公式

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gemefi.town編集部

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