カルシは2026年6月3日、米商品先物取引委員会(CFTC)の規制下でビットコイン無期限先物(満期のない先物)の提供を正式に始めました。米国内のトレーダーが、これまで主に海外のサービスに頼ってきたパーペチュアル取引を、規制に沿った米国内市場で使えるようになった点が今回の重要なポイントです。

公式は同日、「Bitcoin Perpetuals are now live for trading. The First American Perpetual Future. Only on Kalshi.」と発表し、米国市場で初の規制対応パーペチュアル商品だと打ち出しました。商品名はBTCPERPで、ビットコインの値動きを継続的に売買できる設計です。
この商品は8時間ごとのファンディングレート(現物価格とのずれを調整する仕組み)を採用し、ビットコインのスポット価格に連動するよう設計されています。満期日を設けないパーペチュアル形式を保ちながら、価格を現物に近づける仕組みを規制下の商品として提供した点が、海外サービス中心の取引環境との違いになります。
立ち上げの速さも注目されます。カルシの暗号資産部門責任者ジョン・ワン氏は公式投稿への返信で「From reg approval to live in prod in 2 days」と述べ、規制承認から本番稼働まで2日で進めたと説明しました。規制対応と商品投入の間隔を短く抑えたことで、米国内向けの新たなデリバティブ提供を急いだ形です。
カルシはあわせて、期間限定のゼロ手数料も案内し、待機リストへの登録を呼びかけています。提供開始を受け、次の焦点はこの優遇期間のあいだに米国内ユーザーの参加をどこまで広げられるかです。
参照:公式
