ストラテジーは、デジタルクレジット商品の配当原資を確保するため、6月29日から7月5日にかけて3,588BTCを売却しました。売却額は約2億1600万ドル、約350億円です。長期保有を掲げてきた同社が一部売却に踏み切ったことで、ビットコイン財務戦略の持続性に注目が集まっています。

売却後の保有残高は7月5日時点で84万3775BTCとなり、現金準備は25億5000万ドルです。売却資金はSTRCの月次配当と、STRF、STRE、STRK、STRDの四半期配当に充てられます。
売却数量は保有総量の0.5%未満にとどまります。平均取得単価は1BTCあたり約7万5476ドルのままで、保有戦略そのものを大きく変えたわけではありません。今回の対応は、配当支払いに備えた資金確保として位置づけられます。
ストラテジーは2022年以降、ビットコインを売らない姿勢を強く打ち出してきました。そのため今回の売却は、デジタルクレジット商品の拡大と、配当や利払いに備えた一部売却を組み合わせる運用が現実に動き出したことを示しています。
公表後の市場では、ビットコインが一時6万1500ドル前後まで下落した後、6万3000ドル台から6万4000ドル台へ戻る場面がありました。
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