JPモルガンが自社ステーブルコイン発行の可否を評価したことが分かった。ウォール・ストリート・ジャーナルが2026年8月26日、関係者の話として報じた。協議は予備的な段階で、開発中のステーブルコイン製品はなく、同行も現時点で発行計画はないと回答している。

同行の広報担当者は「現時点でステーブルコインを発行する計画はない。ただし顧客需要と規制環境の変化次第では、将来すべての選択肢を評価する」と説明した。発行決定や開発開始には至っておらず、発売時期や対象顧客も示されていない。
JPモルガン・チェースの総資産は2026年6月30日時点で約5.0兆ドルに上る。
JPモルガンはすでに、米ドル預金をブロックチェーン上で表す「JPMコイン」を機関投資家向けに提供している。JPMコインはイーサリアムのレイヤー2ネットワーク「Base(ベース)」上で24時間365日の送金・決済に対応する。ただし、同行に預けられた銀行預金をデジタル化した預金トークンであり、今回発行の可否を評価したステーブルコインとは別の商品だ。
今後は、顧客需要や規制環境の変化を受けて、同行が自社ステーブルコインの正式な発行計画へ進むかが確認点となる。
参照:WSJ

