Kraken親会社ペイワードは2026年9月16日、規制当局の承認を前提に、米国顧客が規制下の口座からハイパーリキッド上の許可制オンチェーン永久先物市場へアクセスできる導線を用意する計画を示した。

最初の対象は、ハイパーリキッドのHIP-3市場となる。HIP-3は外部の事業者が市場を立ち上げる仕組みで、今回の計画は誰でも既存のハイパーリキッド公開市場へ直接接続できる内容ではない。取引できるのは、ニンジャトレーダーで先物口座を開き、ニンジャトレーダーとビットノミアルの双方の許可リストに入った口座に限られる。
ペイワードのアルジュン・セティ共同CEOは、ハイパーリキッド上では複数の事業者がビルダー展開型の永久先物を運営しており、そのうち1社が未決済建玉の98%を占める一方、登録済みの米取引所や清算機関はまだ同市場を扱っていないと説明した。ペイワードは「鍵を持ち、規制上の義務を負う」最初の事業者を目指す。
ペイワードは2011年から金融インフラを運営し、クラーケン、ニンジャトレーダー、ブレイクアウト、xストックス、CFベンチマークスなどを支える共通基盤を持つ。2026年6月30日時点の資金保有アカウント数は660万件で、第三者会計事務所のレビューを受けたプルーフ・オブ・リザーブでは、顧客資産を100%超で裏付けていた。
クラーケンのオンチェーン責任者カルビン・レヨン氏は、ハイパーリキッドのプロトコルとペイワードのインフラ、流動性、規制対応体制を組み合わせ、米国市場にオンチェーン商品を届ける枠組みを作る考えを示した。ペイワードはハイパーリキッドを米国顧客向けに扱う最初のプロトコルとし、同じオープンレールを通じて今後ほかの商品も追加する計画を持つ。
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