SBIグループ傘下のSBI Cryptoがビットコインマイニングプールを2026年7月31日で終了します。日本の金融大手が担ってきた採掘基盤の一つが止まり、利用者は移行先を急ぐ必要があります。
対象はSBI Cryptoのビットコインマイニングプール全体で、FPPS、PPLNS、SOLOの各方式を含みます。7月31日以降は新規の採掘参加を受け付けず、参加中のマイナーはそれまでに計算能力(ハッシュレート)の移行を済ませる必要があります。
このプールは5年以上運営され、ビットコインネットワーク全体の計算能力の約2%から2.2%を占めてきました。世界のマイニングプール順位でも10位台前半に入り、日本の金融グループが関わる採掘インフラとして一定の存在感を持っていました。
閉鎖の理由は明らかにされていません。ただ、ビットコインは半減期を経るたびに採掘報酬が減りやすく、電力費や運営コストの上昇も重なります。大手プールとの競争も激しく、採算を保ちにくい環境が続いています。今回の終了は、そうした厳しい事業環境を映しています。
ネットワーク全体への影響は限定的になりそうです。約2%規模の計算能力は他の大手プールへ移る可能性が高く、ビットコインの安全性や難易度調整が大きく揺らぐ可能性は低いです。一方で、日本拠点で低手数料の選択肢を使っていたマイナーは、移行先の再検討が必要になります。
