ブロックチェーンセキュリティ企業スローミストの創業者コサイン氏は2026年10月24日、同社の脅威調査システム「ミストアイ」で、アイフォーンを狙う攻撃「ダークソード」に関連するフィッシングサイトを1,500件以上確認したと発表した。バイナンスやOKXなどの暗号資産取引所や、ウォレットを装う偽サイトが含まれる。

ダークソードは6種類の脆弱性を連鎖的に悪用し、ブラウザを他の領域から隔離する仕組みを突破して端末情報を収集する。グーグルの脅威分析チーム(GTIG)は2026年3月18日、iOS 18.4~18.7を対象とする一連の攻撃手順として公表した。
スローミストは、解析した攻撃基盤のコードではiOS 18.6~18.7.2および26.0~26.1向けに一連の攻撃手順が組み立てられていると評価している。
GTIGは、3月の報告で扱ったダークソードの脆弱性がiOS 26.3までにすべて修正されたと説明している。アップルは2026年3月24日にiOS/iPadOS 18.7.7をリリースし、4月1日にはiOS 18.7.7の提供対象端末を拡大して、ダークソードへの保護を提供した。
スローミストはiOSの更新を求め、不審なページを開いた端末では認証情報が漏えいしたものとして予防的に対応するよう勧告している。ウォレットについては、そのページへアクセスしていない端末で、新しいシードフレーズ(ウォレットの復元に使う単語列)を持つウォレットを作成するよう呼びかけている。
参照:報道

