暗号資産ジーキャッシュ(ZEC)のネットワーク更新「NU7」が2026年11月6日、ブロック高3,543,405でメインネット(本番ネットワーク)に導入された。取引を記録するブロックの目標生成間隔を75秒から25秒へ短縮し、プライベート決済で最初の承認を得るまでの待ち時間を短くする。

仕様上、最初の承認までの平均待ち時間は25秒と見込まれる。実際の決済完了や取引所への入金反映までの時間は、ブロックの生成状況や各サービスが求める承認数によって変わる。
取引情報を秘匿するシールド取引の処理量には上限を設け、軽量ウォレットの同期負担を抑える。仕様上の推計では、攻撃によって軽量ウォレットに生じ得る最大同期通信量は1日当たり271MBから169MBへ減り、オーチャードの処理能力は1秒当たり2.9件から6.6件へ増える。
ブロックの生成頻度が増えることに合わせ、ブロック当たりの新規発行分を約3分の1に減らし、半減期までのブロック数も調整した。時間当たりの発行ペースはおおむね維持する。
旧形式のバージョン4取引はNU7で無効となり、この形式に依存するスプラウトの残高は現行ルールでは送金できなくなった。バージョン5・6の取引は引き続き利用できるが、取引に署名するソフトウェアは、NU7の合意ルールを識別する値への対応が必要となる。

