暗号資産取引所ビットゲットは9月30日、9月24日のセキュリティ事案で約3億8,800万ドルの財務影響が出た後、利用者保護に使う保護基金を3億ドル超へ補充し、口座残高の保護と出金再開の進捗を示した。9月28日に掲げた「1週間以内に最低3億ドルへ戻す」との約束は、2日後に前倒しで達成された。

今回の補充後も、保護基金は公開ウォレットアドレスを通じてオンチェーンで確認できる。残高は約3,705BTC、評価額は約3億700万〜3億900万ドルと整理されている。
保護基金は、利用者残高を裏付ける準備金とは別に管理される。ビットゲットの9月30日の準備金証明では、対象19資産すべてが100%を上回る準備率を維持し、総合準備率は131%だった。準備金証明は対象となる利用者資産に対する準備状況を示すもので、保護基金は例外的な事態に備える追加の財務的な備えとして分けられている。
出金サービスは段階的に再開している。BTCは9月28日、ETHは9月29日、USDTは9月30日に再開され、その他の資産、法定通貨、P2P関連の再開は10月2日08:00(UTC)が予定されている。今回の補充で基金は最低水準を回復したが、事案の原因究明、資金回収、残るサービスの再開状況は引き続き確認が必要となる。
参照:公式

